初めてのマイホームはどうしても家そのものに考えが集中してしまいます。
それにくらべて外構はいつも後回しになりがちで「どんな塀にするか?」くらいしかイメージが出来ていない事も多いです。
また、外構工事はけっして安くはないので、予算的にも厳しいと感じる人も多いです。
誰でも満足いくマイホームと外構が欲しいと願っていますが、妥協やあまり考えずに施工した外構は後悔の元になるかもしれません。
今回は「マイホームは良いけれど残念な外構・・」と言われないためのポイントをまとめました。
雑草を生えにくくする
雑草の成長は早いものです。
気がつくとお庭のあちらこちらに雑草が伸びている事があります。
そこで毎日生活をしていると気が付きにくいのですがたまの来訪者などにはすぐに気が付かれるのが雑草です。
雑草が全くなくなる事は残念ながらありません。
それほどに生命力が強いのです。
前面アスファルトにしても僅かなヒビや隙間からでも雑草は生えてきます。
ですから完全になくす事は考えない事も必要でしょう。
定番の雑草対策は『防草シート+砂利敷き』です。
そのメリットは
- 費用がリーズナブル。
- 施工期間が短い。
- 後で、砂利敷きは撤去しやすい。
という事です。
雑草対策でコンクリートで固める選択もありますが『防草シート+砂利敷き』の費用はコンクリートの3分の1以下になることが多いです。
工期もコンクリートと較べると短くて済み大体2日~3日あれば工事が終わります。
また、将来的に庭に花壇やガレージを追加する際でも撤去が簡単で時間もかかりません。
雑草対策だけ考えるとコンクリートで固めるのが一番ですが、どうしても無機質な感じになり自然な感じが減ってしまいます。
そんな時は『コンクリート土間+人工芝』という方法もあります。
以前の人工芝はいかにも作り物という安っぽさがありました。
しかし最近の人工芝は枯れた草まで再現してあったり自然な長さや弾力性があるなど進化しています。コンクリート土間にうまく自然感を出す事ができます。
他にも、『コンクリート土間+自然石』『コンクリート土間+タイル貼り』など組み合わせで雑草対策をする事ができます。
このような対策で雑草が生えにくくすると「残念な外構」というイメージを当たえにくくなります。
植栽を植える
植栽がまったくないと、外構全体がしょぼくて残念に見えてしまう原因になります。
植物は見る者に豊かな印象を与えます。
何も豪華な植栽は必要ありませんが植栽もバランスよく配置しないと植えっぱなしでも貧相に見えてしまいます。
樹木や草花には、それぞれの特徴や役割があり、植栽を検討する際には、それらを意識しながらバランス良く組み合わせることが大事です。
高さの異なる複数の樹木を組み合わせることで、表情も豊かになりますし、より自然な景色になります。
また、さまざまな種類の樹木や草花を植えると、色や香り、実など、いろいろな楽しみ方ができます。
植栽を構成する樹木や草花には、次のような役割があります。
・シンボルツリー
住まいのシンボルとなる樹木です。
植栽計画の中心となり、建物の外観を美しく演出します。
・サブツリー
シンボルツリーを補い、調和をとる樹木です。
シンボルツリーが映えるような高さや樹種を選びます。
シンボルツリーが落葉樹なら常緑樹、シンボルツリーが常緑樹なら落葉樹を選び、年間を通して緑が残るようバランスを取ります。
・サイドツリー
敷地の側面に植える樹木です。
隣の家の緑との連続性を出すために植えます。
また、建物の裏側にある設備や物置など、隠しておきたいものを隠す役割もあります。冬でも緑のある常緑樹が適しています。
・ブラインドツリー
窓の近くなどに植え、視線や目線をさえぎる樹木です。
道路や近隣の家から、さりげなく視線をさえぎることができます。
目隠し効果のある常緑樹が適しています。
・低木(ていぼく)
目線以下の高さの樹木です。
花や実、紅葉などを楽しむために植え、植栽を含む住まい全体を美しくやわらかな印象に整えます。
・灌木(かんぼく)・下草(したくさ)類
地面を覆うような丈の低い植物です。
建物の基礎を隠したり、住まいの外観に安定した印象を与えたりする役割があります。
室外機・給湯器・ガスメーターを丸見えにしない
外構は後回しにされるために、室外機・給湯器・ガスメーターが丸見えになってしまう事が多いです。
本来であれば家の設計時に外構もしっかりと設計できればいいのですがなかなかそうもいきません。
特に、お家と外構を別業者さん工事してもらう際に後で「こんなはずじゃなかった」という事になる事もあるかもしれません。
電気や、給湯設備、水道などの取り回しを1から変更するのは意外にもコストがかかる事も多いです。
そのような場合は室外機・給湯器・ガスメーターが丸見えにならないように「隠す」事で解消できる事も多いです。
例えばフェンスなどを工夫する事で外から室外機・給湯器・ガスメーターが丸見えになるのをコントロールできます。
また、お家のイメージを壊さないおしゃれなボックスのようなアイテムもありますのでそれらで物理的に見えなくする事で残念な外見を変える事も可能です。
外構のコストを抑えすぎない
予算は多ければ多いほど良いのですがなかなかそうはいきません。
でも、お家にお金をかけるように外構にもバランスよく予算配分をする事で「残念な外構」と思われないようにできます。
長く使うものなので外構のアイテムはコピー品のようなものは使用せず、しっかりとした正規品を使う事も大事です。
また、外構工事もできるだけ3社ほどは相見積もりをする事も大事です。
そして見積もりに差がある場合、なぜ金額の差が出ているか?考える事も大事です。
出来れば同じ条件の見積もりをすると、アイテムや工賃などの差が分かります。
しっかりした技術には適正な工賃がかかりますので、著しく安い工賃にも注意が必要です。
外構のコストを著しく抑えない事はお家全体のイメージも変えてしまうので注意しましょう。
まとめ
残念な外構と思われないようにするには外構と建物のデザインに統一感があると避けやすいです。
他にも、照明に工夫をしたり、シンボルツリーを植えるだけでもかなりイメージが変わります。
私たちグルリテリアでは豊富な施工実績があるのでお気軽にご相談下さい。
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