駐車場のコンクリート目地は、コンクリートのひび割れを防止するためのものです。
コンクリートは、乾燥や熱膨張・収縮によってひび割れを起こす性質があります。
目地を入れることで、ひび割れが起こりやすい部分を細かく区切ることで、ひび割れが広がるのを防ぐことができます。
駐車場のコンクリート目地は、駐車場の耐久性や安全性を高めるために重要なものです。
今回は、目地の役割や種類、施工方法などをお伝えします。
駐車場のコンクリート目地の役割
駐車場のコンクリート目地には、以下の2つの役割があります。
①ひび割れを防止する
②デザイン性を高める
コンクリートのひび割れは、乾燥や熱膨張・収縮によって起こります。
目地を入れることで、ひび割れが起こりやすい部分を細かく区切ることで、ひび割れが広がるのを防ぐことができます。
また、目地の色や形状を工夫することで、駐車場のデザイン性を高めることができるのです。
駐車場のコンクリート目地の種類
駐車場のコンクリート目地は、大きく分けて「伸縮目地」と「定形目地」の2つがあります。
・伸縮目地
伸縮目地は、コンクリートの乾燥や熱膨張・収縮による伸縮を吸収するために設けられる目地です。
目地材には、ゴムや樹脂、エラストマーなどが使用されます。
伸縮目地は、駐車場の広さや形状、使用状況によって適切な間隔を設定する必要があります。
一般的には、10~15㎡ごとに1本設けるのが目安です。
・定形目地
定形目地は、デザインや機能性を重視して設けられる目地です。
目地材には、コンクリートやタイル、石材などが使用されます。
定形目地は、駐車場のデザインに合わせて、さまざまな色や形状を選ぶことができます。
駐車場のコンクリート目地の施工方法
駐車場のコンクリート目地は、コンクリートの打設時に施工するのが一般的です。
目地材をしっかりと充填し、表面を均一に仕上げることが大切です。
目地の施工方法は、目地材の種類によって異なります。
・ゴム目地
ゴム目地は、ゴム製のシート状の目地材を使用します。
目地材をコンクリートの表面に貼り付け、圧着して固定します。
・樹脂目地
樹脂目地は、樹脂製の充填材を使用します。
目地材をコンクリートに流し込み、充填します。
・コンクリート目地
コンクリート目地は、コンクリート製のブロックやタイルなどを使用します。
目地材をコンクリートに埋め込み、固定します。
目地を設置しなかった場合
目地を設置しなかった場合、コンクリートは乾燥や熱膨張・収縮によってひび割れを起こす可能性があります。
ひび割れが大きくなると、雨水が浸入してコンクリートの劣化を早めてしまいます。
また、車のタイヤがひび割れに乗り上げると、車の損傷や事故につながる可能性があります。
目地を設置した場合
目地を設置することで、ひび割れが起こりやすい部分を細かく区切ることができます。
これにより、ひび割れが広がるのを防ぐことができます。
また、目地の色や形状を工夫することで、駐車場のデザイン性を高めることができます。
例えば、あるマイホームの駐車場では、目地を設置していなかったため、ひび割れが目立つようになっていました。
そこで、伸縮目地を適切に設置したところ、ひび割れが目立たなくなりました。
まとめ
駐車場のコンクリート目地は、コンクリートのひび割れを防止するための重要なものです。
目地の役割や種類、施工方法などは素人にはなかなか分からないものです。
それぞれの家の条件で施工方法も異なります。
専門家の知恵をしっかりと借りましょう。
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