はじめは満足いく外構でも年月が経ったり、自分のイメージと違う場合はやり直しをする事になります。
今はまだ外構のやり直しを考えていなくても、
どのような理由でやり直しをするのか?
知っておくだけで今後の参考になります。
弊社においては以下の理由でやり直しをされたお客様が多いです。
- 最初の外構計画が十分ではなかったため、後から不便さを感じるようになる
- 家族構成の変化などにより、当初の外構では対応しきれなくなる
- 間取り変更などに伴い、外構も合わせて改修したほうが良い
- 設備の陳腐化で修繕が必要になった際、あわせて外構もリニューアルする
- 趣味の変化やライフスタイルの変化に合わせて外構をカスタムしたい
- 最新の住宅設備を取り入れる際、外構のリフォームもセットで行う
ひとつひとつご説明します。
最初の外構計画が不十分だった
最初の外構計画が不十分だったために、後から不便さを感じやり直すケースは実はよくあります。
例えば、
- 駐車場を1台分だけ計画したのに、後から家族が増え2台必要になった
- 玄関周りの動線が細くてベビーカーが通りづらかったため、カーポートの位置を変更し直した
場合などが考えられます。
特に子育て世代の場合、子どもの成長に合わせて車の台数が増えたり、ベビーカーや自転車の通行スペースが必要になったりと家族構成の変化に外構は対応しきれないことが出てきます。
そのほか、植栽計画が十分でなく、後から日照や通行の問題が生じた場合もありました。
最初にできるだけ実生活を想定した外構計画を立てることが大切になります。
家族構成の変化
家族構成の変化で外構の改修が必要になるケースは多いと思います。
例えば、
- 子供が生まれて車が増えたのに駐車場が狭い
- 子供が自転車に乗れるようになったのに置き場がない
- 親が同居することになりバリアフリーが必要になった
など生活環境の変化に外構が追いついていないケースです。
外構工事として具体的には、
- 駐車場を増設する
- 自転車置き場を新設する
- 段差解消のためスロープを設置する
- 手すりを付ける
といった改修があります。
また、お年寄りの同居で日常的に通院が増えるようになり、玄関周りの動線を改善することもあるでしょう。
家族構成は年々変化していくものですから外構も柔軟に改修できるように、そして大切なのは適切な予算で工事する事です。
間取りの変更
間取り変更に伴って外構の改修も合わせて行うケースも多いです。
例えば、
- リフォームでLDKを繋げたために外のテラスも一体的につなぎ、オープンな空間にする
- ダイニングキッチンを設置したためにキッチン側の窓を大きく取ったりすることで、内と外の一体感を高める
- 玄関やトイレをバリアフリー化する際、動線上にある段差をなくすためにアプローチ部分の舗装を入れ替えたり、スロープを設置する
- 耐震リフォームを行う場合も外壁や基礎の補強と合わせて、バルコニーの補強や換気設備の取り換えを行う
のが望ましいでしょう。
内と外の改修はできるだけ同時に行うことで、デザインの統一性や使用感の向上が図れます。
設備の修繕と合わせて外構をリニューアル
設備の修繕と合わせて外構をリニューアルするケースはコスト面で効率的です。
例えば、
- 雨といが古くなり雨漏りが発生した場合、屋根および雨樋の修繕とあわせて外壁の塗装も行う
- 給水管の取り替えと一緒に、水周りのタイルやシステムキッチン等もリフォームする
- エアコンの更新時に配管スペース確保のために外壁を部分的に削る必要が出た場合、そのついでに外壁塗装や断熱材の張り替えを行う
ことで、一石二鳥の効果があります。
設備の寿命と外構の寿命は異なるので、うまく計画を立ててまとめて行うことでコストパフォーマンスを高められます。
趣味やライフスタイルの変化
趣味やライフスタイルの変化に合わせて外構をカスタマイズするケースはよくあります。
例えば、
- ガーデニングをはじめた人が菜園ベッドを設置したり、自家製野菜を楽しむようになった人がコンポストを設置したりする
- ペットを飼うようになり、ペット用のお手洗いスペースや飲み水場を外に設ける
- 孫が生まれて訪れるようになったので、子供も遊べるように芝生スペースを広げたり、砂場を作ったりする
- カフェが好きになりテラスにバーカウンターを設置する
- ガーデニングが趣味になり花壇を広げる
など自分の嗜好に合わせて外構をアレンジする人は多いです。
外構は生活スタイルの変化に合わせやすいので、積極的にカスタマイズしていくのがおすすめです。
外構のリフォームをセットで行う
最新の住宅設備を入れる際に、外構のリフォームもセットで行うのは効率的です。
例えば、
- 最新のエコ住宅設備や、太陽光パネルや蓄電池を設置する場合、配線ケーブルを外壁に寄せる必要が出てくるので、その際に外壁をリフォームしたり、配管収納BOXを設置する
- トイレを最新の水洗式に変更する際、排水管の取り回しを変更する場合も、その機会に外壁タイルの張り替えを行う
- リフォームを機にリモート操作のシャッターを設置するのであれば、シャッターの配線用に外壁に溝を切ったり、シャッターボックスを設置する
ことも可能です。
内と外のリフォームを合わせて行うことで、デザインの統一性を保ちながら、コスト面でのメリットも生まれます。
まとめ
「外構 やり直し」で検索すると設計ミスやトラブルなどネガティブな情報も出てきます。
しかし、今回お伝えしたようにライフスタイルの変化やリニューアル的な要素で外構を積極的にやり直しする事で驚くほど住みやすくなります。
GURULI TERIOR(グルリテリア)ではお家の周りを囲むすべての理想や夢を私たちがお客様と共にかなえます。
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