初めてマイホームを作る人にとって外構工事はなじみがない分、難しいものです。
外構工事とは、敷地の外側にある庭や駐車場、門扉やフェンスなどの施工を指します。
外構工事の中でも、特にアプローチは住まいの第一印象を決める重要なスペースです。
アプローチとは、敷地の入口から玄関までの通路のことで、家族や来訪者が毎日通る場所です。
では、初めてマイホームを作る人が外構工事でアプローチを作る時に気をつけることはどんなことがあるでしょうか?
今回は、アプローチの作り方に関する注意点やコツを紹介します。
動線をイメージする
アプローチを作る時には、まず入口から玄関までの距離や動線を具体的にイメージしてみましょう。
距離を短くすると移動は楽になりますが、奥行きが感じられないため敷地全体が狭く感じてしまいます。
逆に距離を長くすると敷地が広く見えますが、移動が面倒になります。
家族や来訪者の生活シーンを想定してレイアウト設計に反映してみましょう。
一例として下記のような点が挙げられます
- ベビーカーや自転車を使う場合:玄関から駐車場や道路までのアプローチにスロープやカーポートを設けておくと便利です。
- 年配の方や障害者がいる場合:玄関から駐車場や道路までのアプローチに手すりや段差の少ない舗装材を選ぶと安心です。
- 荷物が多い場合:玄関から駐車場や道路までのアプローチに屋根付きのテラスやポストを設置しておくと便利です。
デザインを統一する
アプローチのデザインは、住宅外観とマッチしないとアンバランスな印象になりがちです。
アプローチに使う素材の種類や色調を住宅と合わせることで一体感が生まれます。
アクセントを加えたい場合は、素材感や色のトーンを住宅に合わせつつも、違った色味を一部分のみ持たせたり、床面のタイルを斜めに貼ったりすると良いでしょう。
木造住宅の場合:
木製やレンガ製の門扉やフェンス、自然石やコンクリート製の舗装材などが相性が良いです。
鉄筋コンクリート造住宅の場合:
ステンレス製やアルミ製の門扉やフェンス、タイルやレンガ製の舗装材などが相性が良いです。
和風住宅の場合:
竹製や木製の門扉やフェンス、砂利や自然石製の舗装材などが相性が良いです。
防犯&プライバシー対策
アプローチ部分は、家の正面となるケースが多いため、防犯にも気を付けておきたいところです。
門扉やフェンスがあることで隣地や道路との敷地を認識し、勝手に出入りができないように防止してくれます。
玄関前に目隠しフェンスや門柱・門塀、植栽やセンサーライトを設けるなど、最低限の対策はするようにしましょう。
道路から玄関までの距離が近い場合は目隠しフェンスや門柱・門塀を高くしてプライバシーを守る事が必要になります。
道路から玄関までの距離が遠い場合はセンサーライトや防犯カメラを設置して不審者対策も必要になります。
隣地との境界が曖昧な場合は植栽やフェンスで明確に区切る事も大切です。
曲線を取り入れる
アプローチにおける曲線レイアウトは、外構全体に優しく柔らかな印象を持たせ、視覚的にも敷地に奥行感が生まれます。
また、舗装材や植栽のレイアウトで遠近効果を出すのもおすすめです。
少しづつ配列をずらしたり、植栽の高さに変化を与えることで、アプローチ周辺に表情が生まれます。
敷地が長方形の場合はアプローチを直線ではなく曲線にすることで敷地に動きが出ます。
また、敷地が正方形の場合:アプローチを斜めにすることで敷地に奥行きが出ます。
他に敷地が不定形の場合:アプローチを敷地形状に沿わせることで敷地に統一感が出ます。
まとめ
基本的な事になりますがこれらの事が、外構工事でアプローチを作る時に気をつけることです。
アプローチは住まいの顔とも言えるスペースです。
動線やデザイン、防犯やプライバシー、曲線や遠近効果など、様々な要素を考慮して自分好みのアプローチを作りましょう。
外構工事は専門的な知識や技術が必要です。グルリテリアでは豊富な施工実績からあなたのマイホームにぴったりのアプローチの作り方をアドバイスします。
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