マイホームが泥棒の被害に遭ってしまい、大切なものを盗まれてしまう事ほど悔しい事はありません。
泥棒が侵入する際にマイホームの一部を壊したりする事で盗まれた物以外にも修理でお金がかかるのも残念な事です。
今回は特に初めてマイホームを建てる、もしくはあまり泥棒対策を考えていなかった初心者のために絶対にやるべき防犯対策ベスト5をお伝えします。
① フェンスや塀を設置する
フェンスや塀をしっかり設置することは、外構の泥棒対策として非常に重要です。
フェンスや塀の高さは、最低でも1.8m程度がおすすめです。
この高さであれば、大人が容易に乗り越えることは困難です。
1.5m程度の低いフェンスや塀では、簡単に乗り越えられてしまう可能性が高くなります。
また、生垣だけで囲うのではなく、しっかりした固いフェンスやコンクリートの塀を設置することをおすすめします。
生垣は見た目はきれいですが、泥棒にとっては簡単に抜けられる障壁に過ぎません。
生垣の内側に鉄線フェンスや塀を設置するのが理想的です。
フェンスや塀の材質は、錆びにくく丈夫なものを選ぶことが大切です。
簡単に切断できたり、よじ登ることができると泥棒にとっては侵入しやすくなってしまいます。
設置場所は、境界線から少し内側に設置することをおすすめします。
これにより、外からフェンスや塀を乗り越えようとしても、内側に退路をつくることが困難になります。
このように、高さ1.8m以上のしっかりした固いフェンスや塀を設置することが、外構からの泥棒の侵入を防ぐ上で重要です。
生垣のみでは防犯性が低いため、これとの組み合わせが必要不可欠です。
② 防犯灯の設置
外構の防犯対策として、塀やフェンスの少し内側に防犯灯を設置することをおすすめします。
特にセンサー付きの防犯灯を設置することで、侵入者の侵入を抑止する効果が高まります。
センサー付き防犯灯は、人の動きを感知すると自動的に点灯するので、周囲を照らすことができます。
侵入者が塀やフェンスを乗り越えようと近づいた瞬間に明かりが点灯し、侵入者を威嚇・追い払う効果があります。
照明の明るさやセンサーの感度を調整することで、必要な範囲を適切に照らすことが可能です。
防犯灯は塀やフェンスから1~2メートルほど内側に設置するのが効果的です。
外からは防犯灯が見えにくく、侵入者も存在に気づきにくいためです。
照明器具は振動や衝撃に強いものを選び、壊されにくいようにしましょう。
防犯灯の光が住宅の中まで届かないようにする、目障りにならない角度に調整するなどの配慮も重要です。
防犯灯とセンサーを組み合わせることで、夜間の侵入者対策が大幅に強化できます。
住宅周囲を明るく照らすことは、犯罪を抑止する効果が高いので、是非検討してみてください。
③ 玄関ドアを工夫する
玄関ドアは、泥棒が侵入するための主要な経路の一つです。
そのため、玄関ドアの強度を高め、補助の錠を取り付けることをおすすめします。
具体的には、ドア自体を防犯ドアなどの強度の高いものに交換することがベストです。
金属製のドアが理想的で、ドアの厚みも防犯性能が高いものを選ぶと良いでしょう。
ドアには deadbolt(デッドボルト)と呼ばれる高強度の鍵を備えた補助錠を取り付けましょう。
出典:YKK AP
これによりドアが簡単にこじ開けられることを防げます。
複数の錠を組み合わせることでセキュリティが向上します。
ドアスコープやドアスパイは、ドアを開ける前に外の様子を確認できるので、非常に重要な防犯アイテムです。
視野角の広いものを選び、小さな子供でも確認できる高さに設置しましょう。
玄関ドアへの対策を総合的に行うことで、ドアが弱点となることを防ぎ、泥棒の侵入を困難にすることができます。
高強度のドアと複数の錠の設置は、住宅の防犯対策として最も基本的で効果的な方法の一つです。
④ 外灯を設置する
外灯を点灯しておくことは、空き家と判断されないための有効な手段です。
外灯を点灯することで住人の存在を演出でき、泥棒からの標的にされにくくなります。
具体的には玄関や門柱などに設置した外灯を、センサーで自動制御するかタイマーで点灯するのがおすすめです。
センサー式の場合、人の動きを検知して点灯するため、誰かが外出入りしているように見せる効果があります。
タイマー式は設定した時刻に点灯するので、生活リズムがあるかのように装うことができ便利です。
外灯の明るさは、路地や隣家の迷惑にならない程度で充分です。
省エネで長持ちするLED灯を使用すると節電にもなります。
点灯時間は、実際の生活パターンを模すのがベストです。
例えば、夕方から就寝時刻までの数時間と、早朝の通勤時間帯に点灯する設定が理想的でしょう。
このように外灯の明かりを上手く利用することで、空き家と判断されにくくなり泥棒対策にもなります。
防犯のためには外灯の活用が重要なポイントといえます。
⑤ 防犯カメラを設置する
防犯カメラの設置は、住宅の防犯対策として非常に有効です。
特に、カメラの映像をクラウド上に保存することで、盗難や破壊行為が発生した場合に証拠として残すことができます。
具体的には、住宅の出入り口や塀、門の付近に防犯カメラを設置します。
複数のカメラを活用することで、広い範囲を網羅できるためおすすめです。
夜間の撮影も可能なインフラレッド方式のカメラを選択すると侵入者の顔などを鮮明に撮影できます。
Wi-FiやLTE回線に接続した防犯カメラであれば、リアルタイムにスマートフォンで映像を確認できるほか、映像を自動的にクラウドサーバに転送できます。
サーバへの映像保存期間は1週間から1ヶ月単位で選択可能です。
この保存された映像は後からダウンロードできるので、万が一泥棒が侵入した場合でも証拠として提出できます。
クラウド保存には一定の費用がかかりますが、効果的な監視カメラの活用法です。
防犯カメラとクラウド録画の併用は、侵入者への強力な抑止力となり、事後の対応力も大幅に向上させます。
住宅の防犯対策として是非検討してみてください。
まとめ
外構における防犯対策は色々あります。それぞれに効果が異なるのでマイホームに合う対策を選択する事が大切です。
防犯対策は一つや二つではなく複数していく事が重要になります。
最近はセキュリティ会社に依頼する人も多いですが、それでも基本的な防犯対策は大切になります。
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