犬や猫と暮らしやすくするリフォームのポイント:床編

2024年04月15日 | 外構お役立ち情報

最近は犬や猫のペットと屋内で一緒に暮らす人が増えてきました。

昔なら、犬は外で飼い、猫は出入り自由・・みたいな飼い方が多かったです。

しかし、今はペットも立派な家族の一員として扱い、室内で飼っていますね。

猫は交通事故の可能性もあるので自宅内だけで飼っている人もいるようです。

リフォームの際にペットとの暮らしも想定してリフォームする方が最近、増えました。

今回は、犬や猫と暮らしやすくする床のリフォームのポイントをお伝えします。

 

床のフローリング素材に気をつける

実際に猫や犬を室内で飼っている方はすぐに気づくと思いますが特にフローリングはツルツルすべり歩きにくそうです。

特に犬はなかなか前に進めないくらいに滑っている事をよく見かけるものです。

若いうちは良いのですが、犬や猫も高齢化すると足腰や股関節に負担がかかる危険性があります。

ですから、リフォームの際は長期的な視点で床の素材について考える事をオススメします。

ご存知ですか?
犬や猫も転倒による骨折があります。

特に小型犬や老犬はその危険が高いです。

滑りにくいのは人間にとっても大きなメリットなので大切な条件になります。

可能であれば滑りにくいフローリングに変える事をオススメします。

 

犬用のフローリング材

調べるとわかると思いますが犬用のフローリング材はたくさんの会社が出しています。

今回は有名な6種類を取り上げてみました。

・ラシッサ Sフロア・ラシッサ Dフロア 耐水・ペット(LIXIL)

「ラシッサ Sフロア耐水・ペット」「ラシッサ Dフロア耐水・ペット」は、建材・住宅設備業界では最大手のLIXILが提供している床材です。

耐水性・耐アンモニア性・抗菌性を持っており、お部屋をきれいに保つことができますし、犬の臭いを抑えてくれます。

また、すべりに配慮した表面仕上げによって、ペットの足腰への負担も軽減してくれます。

豊富なカラーバリエーションとそのデザイン性によって、高機能ながらもおしゃれな空間を作ることができます。

ペット用のカーペットやタイル、床材はデザインや種類が少なく、どうしてもお部屋が野暮ったくなってしまいがちですが、ラシッサであればそんなことはありません。

 

・ワンラブフロアⅢ(大建工業)

住宅用の内装建材分野ではトップクラスのシェアを誇る大建工業が、開発・販売している犬用のフローリング床材が「ワンラブフロアⅢ」です。

小型犬でも滑らない抵抗を持っており、歩きやすさに配慮した床材です。

ホットカーペットや床暖房にも対応しているので、寒い冬にも安心。

ワックス不要で擦り傷にも強く、犬の爪による傷を防ぎますし、汚れや水に強いのでお手入れもラクラクです!

 

・消臭快適フロア(株式会社サンゲツ)

表面に練り込んである消臭剤が、ペットのニオイ成分を吸着してくれます。

一般のクッションフロアよりも表面層を厚くすることで、ペットの爪によるひっかき傷がつきにくくなっています。

また、すべりを抑える加工もされており、すべり試験でも一般的なフロアよりも高いすべり止め効果を証明しています。

床材や壁材専門の会社だからこそ豊富な種類があるので、インテリアに合ったものを選ぶことできます。

 

・エコメッセージSパートナーワン(永大産業)

床材やシステムキッチンなどの建材を開発・販売するメーカー「永大産業」は、ペット対応の床材「エコメッセージSパートナーワン」を販売しています。

エコメッセージSパートナーワンは、Nグリップフィルムという防滑コートがされており、人と犬の歩行に対してすべりにくさを考慮しています。

人に対しては、カーペットと同じレベルの防滑性があります。

さらに、アンモニアや汚れ、擦り傷にも強い仕様になっているので、ペットの尿や爪による擦り傷も軽減してくれます。

 

・コルクフローティングフロア(ウチヤマコーポレーション)
コルクの製造やコルクを使用した製品を提供しているウチヤマコーポレーションは、コルクを利用したフローリング材も販売しています。

「コルクフローティングフロア」は、表面コルク・合板・裏面コルクの3層構造のフロア材です。表面がコルクなので、ペットのすべりにくさも防げます。

三層構造にすることで、弾力性が増し、ペットの足腰に優しいフロアを実現できます。

さらに遮音シリーズもあるので、ペットの鳴き声による周囲の家への迷惑を防ぐことができます。

 

・JネクシオWF(株式会社ノダ)

木を原材料とした住宅建材の老舗メーカーである株式会社ノダの「JネクシオWF」は、ペットも暮らしやすいフローリング材です。

人やペットの快適な歩行に配慮した滑りにくい加工を表面に施しています。

さらに、独自のNEXシートを使用し、ペットの粗相によるふん尿やよだれによる床面の変色、ツヤ変化を抑えます。

表面に安全性の高い抗菌処理を施しているので、カビやダニの繁殖なども防げます。

 

フローリングを張り替えしない場合

予算の都合などでフローリングの張り替えが難しい場合も諦めないで下さい。

まだ、猫や犬が滑りにくくする方法はあります。

 

・ワックスやコーティング

フローリングの上にカーペットやマットなどを置きたくない場合には、ペット用の滑り止めワックスを塗る方法もあります。

最近はシートタイプで簡単に塗布できるものもあり、滑り止め効果は期待できるものの、定期的な塗り替えが必要になる点は、あらかじめ覚悟しておきましょう。

少し高価になりますが、フロアコーティングなら一度施工すれば5~20年ほど滑り止め効果が持続します。

ただ、お気に入りの床の質感を大事にしたい場合には、コーティングによって光沢などの質感が変わってしまう可能性があるので注意してください。

ワックスやフロアコーティングを使用する場合の注意点としては、必ずペットの滑り止め専用のものを選ぶことです。

通常のワックスやフロアコーティングを使用してしまうと、かえって滑りやすくなってしまう場合があります。

また、無塗装のフローリングには使えない製品も多いので、事前によく確認したうえで利用するようにしましょう。

 

・ラグやカーペット

カーペットやラグは滑り対策で誰でも簡単に試せる便利なものです。

比較的安価なうえに種類も豊富です。

ラグ・カーペットの機能性はたくさんありますが、中でも、丸洗いできるものや、撥水機能付きで液体をサッと拭き取れるタイプのもの、消臭・抗菌機能付きなどは大事な機能です。

また、賃貸住宅などでペットの足音や生活音が気になったり、ラグ・カーペットのずれが気になる場合は防音機能付きや滑り止め機能付きもあります。

使用環境によって必要な機能性は変わってくるので犬や猫の大きさやどんな事を解消したいか?明確にしてぴったりの商品を選んでみましょう。

 

まとめ

ペットと一緒に住む暮らしは心を豊かにしてくれます。

安全でストレスの少ない環境はペットの長生きにもつながります。

リフォームの際にはペットの事も考えてみませんか?

 

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