マイホームは一生に一度の大きな買い物になります。
そのために可能な限り妥協せずに理想の家を建てたいと思うでしょう。
でも、分からない事ばかりだし、建築会社や設計事務所に任せっきりも少し心配。
そんなマイホーム初心者マークのあなたのために間違いだらけのあんな事、こんな事を詳しく解説していきます。
今回は「手すりは縁の下の力持ち」についてお伝えします。
有るのがあたりまえと勘違いしてしまうほど手すりは日常生活の中に自然にあります。
家の中の手すりもそうですが、外構の手すりは機能と見た目も両立しなくてはいけません。
今回は縁の下の力持ちである「手すり」についてまとめました。
外構の手すりとは?
外構の手すりとは以下の場所に設置される事が多いです。
- 玄関アプローチ
- ウッドデッキ
- 階段
- 屋外の壁
- 庭
- 玄関ポーチ
- テラス
手すりは特に高齢者や子どもの安全のために設置される事が多いです。
特に若いうちは気にならなかったけれど自身や親の高齢化にともないリフォームで設置する事もあります。
そのような場合、手すりをつけてみて経年劣化や素材の関係で意外にも歩道が滑りやすい事に気がつく事も多いです。
最近ではバリアフリーに対する認識が広まってきているので手すりを含めてトータルでバリアフリーを見直す機会になっています。
特に、築年数が古い家は手すりを設置するのも一工夫必要なケースもあります。
外構における手すりは基本的に外なので雨風や日光に対する耐候性も求められます。
手すりを設置するメリット
手すりを設置するメリットは多いです。
まず、一番に転倒防止があります。年齢を重ねたり、病気などの時は転倒が起きやすいです。
手すりがある事で安定して歩行できるだけでなく、万が一転倒しても軽微に済む可能性も高くなります。
また、外構においては雨や雪など足場が濡れている時に安全に歩行できる事につながります。
家族の転倒事故をきっかけに手すりを設置する人も多いです。
また、夜間の暗い時も手すりがある事で安全に歩行する事が可能になります。
夜間に庭のすべてを明るく照らす事は難しいです。手すりがあれば多少、暗くて視界が悪くても安全に移動できます。
他にも、スロープの歩行も楽になります。高齢者でなくても荷物で片腕が使えない時に手すりがあればスロープを安定して歩行できます。
手すりのデメリット
安全に大きく役立つ手すりですが少しのデメリットもあります。
それは狭い場所だと意外にも邪魔になるという事です。
また、高さが不適切で身体や荷物をぶつけてしまうケースもあります。
ちなみに手すりの高さの設定は大切です。大人、こども、高齢者など色んな人が使う事が前提だからです。
一般的な目安としては750mmを基準にするのが良いです。
もちろんあくまで目安なので700mm~800mmぐらいの高さで調整していくのが一般的です。
ちなみにエクステリアメーカーの手すりの高さは800mmで設定されておりますので、必ず設置する際にその高さで問題がないかの確認する事が重要です。
手すりは設置後に高さの変更をするのはとても大変な事を覚えていて下さい。
手すりの実例
アーキレール
アプローチがアートになる。スタイリッシュな補助手すり。
住まいをシャープに演出する多彩なカラーをラインアップ。
門まわりをスタイリッシュにトータルコーディネートできます。
出典:LIXIL
グリップライン
やさしさをカタチに。誰もが使いやすい。
しっかりと握るのに最適な太さのφ38手すりと、手のひらにフィットする自然なR形状のだ円手すりを用意。
だ円手すりは、手のひらや肘で体重を支えて歩行するのに最適です。
出典:LIXIL
歩行者用補助手すりUD手すり
UD手すりには「柱納まり」と「壁付け納まり」があります。
いつでも手になじみやすい、しっとりとした手触り感です。
また、抗菌材入りで衛生的です。
出典:LIXIL
屋外用手すりサポートレール
屋外手摺のサポートレールは、バリアフリーに対応した公共向けの手すりです。
出典:LIXIL
まとめ
見積もりをすると手すりもそれなりにコストがかかる事があります。
介護用の手すりですと補助金が使えますし、自治体独自での補助をしているところもあるようです。
このあたりはぜひ、お気軽に質問下さい。
GURULI TERIOR(グルリテリア)ではお家の周りを囲むすべての理想や夢を私たちがお客様と共にかなえます。
形ある「モノ」をお届けするだけでなく職人やデザイナーの「ヒト」のひと手間を添えることでお家のまわりだけでなく、お客様の暮らしまでも「ぐるり」と豊かにしたい…それがグルリテリアのお届けするエクステリアです。
ぜひ、お気軽にご質問や見積もりなどお声かけ下さい。