マイホームを初めて建てる人のための「間違いだらけの目隠しやフェンス」について

2022年12月20日 | フェンス

マイホームは一生に一度の大きな買い物になります。

そのために可能な限り妥協せずに理想の家を建てたいと思うでしょう。

でも、分からない事ばかりだし、建築会社や設計事務所に任せっきりも少し心配。

そんなマイホーム初心者マークのあなたのために間違いだらけのあんな事、こんな事を詳しく解説していきます。

今回は「間違いだらけの目隠しやフェンス」についてお伝えします。

最近では建物と塀が一体になったデザインの住宅もありますが「目隠しフェンス」は住宅において必要不可欠なものです。

しかしながら目隠しフェンスにも色々と種類があります。今回はあなたが損をしない目隠しフェンスの作り方についてお伝えします。

 

何を隠したいか?

目隠しフェンスを設置するという事は人に「見せたくない部分」があるはずです。

誰でもプライバシー保護のために家のどんな部分でも覗かれるのはイヤだと思いますが要塞のように高い外壁で目隠しする事は得策ではありません。

ですから、すべてを目隠しフェンスで隠そうとするのではなく「何を隠したいのか?」ハッキリさせる事が大事です。

場合によっては目隠しフェンスのような大掛かりなものではなくカーテンやシェードで見えなくする事も可能だからです。

また、隣家から見えないようにしたいのか?幹線道路から見えないようにしたいのか?でもどの目隠しやフェンスを選択するか?変わります。

理想で適正価格の目隠しやフェンスを手に入れるためにはまずは「何を隠したいのか?」決めましょう。

 

どのくらいの高さにするか?

日本人男性の平均身長が「約171cm」です。という事は160cm~170cmの高さがあれば目隠しとしての機能として事足りる訳です。

しかし、街を歩いていると目隠しフェンスの高さは様々です。

それは先程お伝えしたように「何を隠したいか?」で高さが微妙に変化します。

目隠しフェンスの高さが高すぎると場合によっては部屋の中が暗くなったりする事も考えられます。

見られにくくする事と外の光の量とのバランスをとる事が必要になります。

また、通風の量も変わるので注意が必要です。

 

目隠しフェンスの素材について

様々な素材がありそれぞれに特徴やメリット、デメリットがあります。
代表的なものを採り上げてみます。

・アルミ製
加工がしやすく、軽量で酸性雨、紫外線に強く長期使用できる点がメリットです。

デザインも豊富で、エクステリア部材を販売している会社でも豊富なバリエーションを取り揃えています。

デメリットは衝撃に弱く、軽くたたくだけで曲がってしまう可能性があることです。

施工費用の一般相場:1m当たり約8,000円~約30,000円程度です。

(引用:ハピすむリフォーム)

・樹脂製
よく目にするのが、ポリエチレン樹脂素材に木目調のデザインを施したものです。

耐久性があり、天然の木の様にも見えるので、傷みが出ない木目調を好む人には向いているでしょう。

デメリットは、木製ではないため太陽熱を吸収しやすく、収縮が激しい点です。

設置する場合はこの点に注意して取り付けなければなりません。

材料費を含む施工費用の一般相場:1m当たり約12,000円~約35,000円程度です。

(引用:ハピすむリフォーム)

・天然木製フェンス
自然の風合いを感じさせるもので、周りの環境になじみやすい点が長所です。

対候性に強いものから虫に弱いものまでさまざまなタイプがありますが、定期的に防水塗料を塗布するなどのメンテナンスが必要です。

施工費用の一般相場:1m当たり約40,000円~約60,000円程度です。

(引用:ハピすむリフォーム)

・ブロック塀
完全に外からの視線を遮断してくれるほか、メンテナンスも必要がありません。

ただし、風通しが悪くなるデメリットがあります。

また、汚れが付きやすく、白華現象(コンクリート成分が表面ににじみ出て、白い塊になる)を起こしやすいこともデメリットです。

また、長い年月を経るとブロック内部の鉄筋が腐食し、転倒する危険性があります。

施工費用の一般相場:1平方メートル当たり約5,000円~約10,000円です。

(引用:ハピすむリフォーム)

・スクリーンフェンス
最近人気があるフェンスで、細い棒を多く使い、隙間が比較的狭いので視線を遮断する効果と風通しや彩光に優れているフェンスです。

メリットは柱の位置を一定の範囲内で自由に決められる事です。

デメリットは材料費が高いことです。

施工費用の一般相場:1m当たり約70,000円~約120,000円程度です。

(引用:ハピすむリフォーム)

・植栽
自然な形で目隠しが出来るのは外を通る人にも柔らかい印象を与えるものです。

場所によって植栽を変えることができるので、庭の雰囲気や玄関回りなどのイメージが変わります。

建物の印象を変えて良い住環境を演出することも可能でしょう。

よく選ばれるのは樫の木の種類やヒバなどです。比較的高さのある木が選ばれる傾向があるようです。

植栽は、2m前後の木の1本当たりの金額は約12,000円~約15,000円程度です。

これに土壌改良費や残土処分費が加算されます。

 

目隠しフェンス設置の注意点

注意しなくてはいけない事は隣家との取り決めが必要な事があります。

民法の225条1項によると下記のように規定がされております。

二棟の建物の間に空地があるときは、他の所有者と共同の費用で、その境界に塀を設置できます(民法225条1項)。また,両者の間で塀の設置について協議が成立しない場合、裁判所が設置を命じる塀の種類や高さについては、原則として、板塀または竹垣その他これらに類する材料のものであって、かつ、高さ2メートルのものでなければならない。(民法225条2項)

とされています。

他にも日当たりや通風の量にも気をつけないと作った後に「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまう事も予想されます。

既存のコンクリートブロックの上に目隠しフェンスを作る場合には強度・安全面で問題ない方法をとる必要があります。

既存コンクリートブロックの上にフェンスを設置したい場合は、安全面を考えブロックの上から1.2mまでの高さであれば設置可能です。

1.2m以上の高さがあるフェンスを設置したい場合は、コンクリートブロックは利用せず、コンクリートブロックから、15~25㎝位置(既存のコンクリートブロックの基礎に干渉しないよう)にフェンス用に独立した基礎を作り、土台から作り直すことで設置することができます。

コンクリートブロックを既存コンクリートブロックの上にさらに積み重ねることは、強度の問題・安全面から設置することができません。

既存のコンクリートブロックの劣化がある場合は、フェンス設置は不可能な場合があります。気をつけましょう。

 

まとめ

建物とマッチした目隠しフェンスは見ていても心地良いものです。

そして住んでいる人にとってもプライバシー保護になったり、暑さの軽減にもつながります。

実用的でありながらきちんとデザインしていく事で自宅がさらに愛着がもてるようになるでしょう。

グルリテリアでは多くの目隠しフェンスを手掛けてきました。

見た目も機能もすぐれた目隠しフェンスをご希望でしたらぜひ、一度お気軽にご相談下さい。

GURULI TERIOR(グルリテリア)ではお家の周りを囲むすべての理想や夢を私たちがお客様と共にかなえます。

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