マイホームを持つと憧れる事のひとつにライトアップがあります。
クリスマスやハロウィンの時はライトアップというよりもイルミネーションです。
「イルミネーション」とは、電灯やLED電球、ネオン管などを使用して、夜間のお家木などをきらびやかに「飾ること」です。
「ライトアップ」とは、投光器やLED照明で夜の建造物や木などを照らし出して、夜間景観を演出・デザインする事です。
似ているようですが、実は全く違うものなんです。
今回は「マイホームを持ったらライトアップを楽しみませんか?」という内容でお伝えします。
ライトアップの魅力とは?
ライトアップは、お家の外観を美しく際立たせるだけでなく、様々な魅力を提供してくれます。
ライトアップによって、自慢のお家のデザインや個性や特徴がアピールされます。
誰でもお家の自慢ポイントがあるはずです。例えば、特徴的なアーチや柱、窓のデザインなどは、適切な照明を施すことで一層際立ちます。
凝ったデザインでなくてもライトアップする事で建物を立体的に見せて印象深い景観を生み出します。
また、夜間の照明は通りすがりの人々や訪問者に深い印象を与えることができます。
“●●さんの家と言えばあの夜にライトアップが綺麗な家ですよね”という感じです。
他にもライトアップは家の安全性やセキュリティを向上させる役割もあります。
家を照らすくらいなのでかなりの明るさがあります。
そのために周辺も照らすので不審者は敬遠します。
不正侵入や盗難のリスクが低減されるため、家族や財産を守る一環として有効です!
さらに、ライトアップは屋外スペースの利用価値を高めます。
庭やテラス、プールサイドなど、屋外空間に照明を配置することで、夜間でも快適に過ごすことができます。
家族や友人とのバーベキューやパーティーを開催したり、夜の景色を楽しんだりすることができます。
ライトアップは、屋外でのリラックスや憩いの場を提供し、家族の絆を深める機会にもなります。
ライトアップのデメリット
良い事ばかりのライトアップですが少しのデメリットもあります。
やはり、電気代がかかるという事が一番にあげられます。
昨今の電気代の値上げなどにより電気代がかかる事はかなり心理的なブレーキになりがちです。
しかし、LED電球を使用したり、太陽光発電や蓄電などでエネルギーの効率的な活用などの取り組みで電気代を抑える事は可能です。
他にも、光害という問題があります。
ライトアップによって明るく照らされた周囲は、星空や夜間の生態系に影響を与える可能性があります。
セキュリティ上はメリットですが、近隣の家にとっては明るい事が不要な家庭もあるでしょう。
そのために、適切な照明設計や光の漏れを抑える対策を行うことで、環境への配慮をすることが必要です。
光の使用の適度さと節約について考えると、無駄な明るさや長時間の点灯は計画的に避けるべきです。
SDGsの観点からも効果的な照明計画や省エネの取り組みを行うことで、有意義で楽しいライトアップが可能になります♪
本当はどう?LEDの電気代
LEDライトの登場により、インテリアやエクステリアの照明における電気代への意識が大きく変わりました。
特にエクステリア照明は、低電圧12Vの導入により、さらなる節電と安全性が実現しました。
通常、住宅内のインテリア照明は100Vの電圧で使用されますが、この高い電圧は感電のリスクがあり、非常に危険です。
そのため、エクステリア照明では12Vの低電圧が利用されるようになりました。
エクステリア照明では、トランス(変圧器)を使用してコンセントから供給される100Vの電圧を12Vに変換します。
これにより、低電圧化によって素手で触れても感電の心配がなくなりました。
例えば、植物や野菜を植える際にスコップやシャベルで照明の配線が断線してしまっても、危険性はありません。
12Vの低電圧によって感電事故を防ぐだけでなく、節電の面でも大きな進歩がありました。
電圧を下げることで、より少ない消費電力の照明を利用できるようになりました。
たとえば、タカショーから発売されている最小ワット数の照明は0.7Wです。
1日8時間点灯しても、1ヶ月の電気代はわずか約4円となります。
このように目的に合わせた適切なライト選びであまり電気代を気にせずにライトアップを楽しめます。
ライトアップと虫問題
ライトアップしている家を見ると虫が多く飛んでいる事に気づく事があるはずです。
そのために、お家のライトアップに躊躇している人もいるのではないでしょうか?
一つ朗報があります。
これまでの白熱電球と比較するとLEDは圧倒的に虫が少ないです。
まずはなぜライトアップに虫が集まるか?そのメカニズムです。
蛍光灯に虫が寄ってくる理由は大きく分けて2つあります。
・走光性
虫は走光性といって、光に対して一定の角度を保って移動する性質を持っています。
中でも光に向かっていくものを「正の走光性」、暗い方へ逃げるものを「負の走光性」と言います。
虫は太陽や月の明かりを目印にして飛ぶ方向を決めていると言われています。
ですが、光そのものを目指して飛んでいるわけではなく、光に対して一定の角度で飛んでいると言われています。
太陽や月の明かりは上から降り注ぐのみですが、街灯の光は四方八方に出ています。なので、ぐるぐると飛んでいるような飛び方をするのだそうです。
・紫外線
紫外線は人の目には見えない光線ですが、虫にとっては見ることができる光線です。
虫は低い位置を飛行するために波長の短い紫外線を頼りにしていると言われています。
これらの事をふまえてLEDには紫外線がほぼ含まれないものと、含まれるものがあります。LEDには白色はなく、色を3種類の組み合わせで白色に見せています。
- 青色LEDを主体として黄色を発光する蛍光体を組み合わせ疑似白色を生み出す方法
- 赤、緑、青の3色のLEDを組み合わせて光の三原則により白色を生み出す方法
- 近紫外LEDまたは紫色LEDによって赤、緑、青の蛍光体を光らせる方法
3の組み合わせのLEDは殺菌灯など特殊な用途に使われていて、紫外線が含まれるLEDはこのタイプのみです。
一般的に使われる白色のLEDは青色LEDを主体としています。
このタイプは紫外線量が蛍光灯の約200分の1しかないため、虫が寄ってきにくいと言われています。
しかし、LED照明の防虫効果はどんな虫にも効果があるわけではありません。
まとめ
実はライトアップは家の大きさやデザインなど関係なく楽しめるものです。
適切な場所に適切なライトを設置する事で夜間のあなたのお家が変身するのです。
グルリテリアは豊富なライトアップの施工実績があります。
ぜひ、お気軽にご相談下さい。
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