目隠しフェンスを上手く活用しよう!

2023年08月14日 | フェンス

マイホームは一生に一度の大きな買い物になります。
そのために可能な限り妥協せずに理想の家を建てたいと思うでしょう。

でも、分からない事ばかりだし、建築会社や設計事務所に任せっきりも少し心配。

そんなマイホーム初心者マークのあなたのために間違いだらけのあんな事、こんな事を詳しく解説していきます。

今回は「目隠しフェンスを上手く活用しよう!」についてお伝えします。

新築時にフェンスは設置してあるけれど、周りの建物が高くなって視線が気になったりしませんか?

目隠しとして木や植物を植えるなどの方法もありますが時間がかかるうえに上手く育たない可能性もあります。

今回は知っていると便利な目隠しフェンスについてお伝えします。

 

目隠しフェンスと一般的なフェンスとの違い

一般的なフェンスは、格子状のものが多く、隣家との敷地を明確にする境界線のような働きをしています。

コンクリートブロックの上に設置されている場合が多いですが、高さはそれほど高くありません。通常は歩行者の目線よりわずかに低いものも多いです。

目隠しフェンスとは、外からの視線を遮る目的で設置される高いフェンスのことです。そもそも一般的なフェンスと成り立ちが違うんですね。

フェンスが低いと家の前の通行人や隣の家から見られているのでは?と不安になる事もあるでしょう。

カーテンを閉めれば、いくぶん解消しますが1日中、カーテンという訳にはいきません。

それを解決するための「後付け」できるのが目隠しフェンスなのです。

 

目隠しフェンスの種類

・完全目隠しタイプ

デザインとしては横の雰囲気がありますが、風も通さなかったり、隙間もないので完全目かくしタイプとも呼ばれる種類になります。

視線がどうしても気になる方や、煙、匂いを気にする方が選ばれる傾向にあります。

ただ、上記問題点を完全に解決するわけではありませんのでご注意ください。

 

・ルーバータイプ

ルーバーと言われる商品は、板と板が少し重なる形になっているので、隙間はありますが透過しにくく目隠し効果が高い種類になります。

風がしっかり抜けるようになっているので、風が強い立地で倒れたりすることが不安だけど目隠ししたいと言うような方にはオススメの商品です。

 

・横板タイプ

横のデザインのタイプは、人が歩く視線が横へ進むため効果的とされています。

隙間もあるので、誰かがいたら分かりますし、風通しも良く効果的に目隠しができるので人気です。

板幅が太いものから細いものまであるので、施工したあとの雰囲気や効果を考えながら選びましょう。

 

・縦板タイプ

たて目隠しタイプの商品には、風抜け構造のモノとそうでないものがあります。

ただし、各社メーカーはそれぞれ耐風圧を考慮した設計をしているのでそんなに難しく考えなくても大丈夫だと思います。

たて目隠しの完全目かくしタイプが今はとても人気です。

 

ココが違う!それぞれの目隠しフェンス

・完全目隠しとルーバーの違い

完全目隠しは、カンタンに言うとパネルです。
本体部分からは風が抜けない仕様となります。

それに対してルーバーは羽パネルを重ねるようなデザインで、若干の風を通しながら目隠しをする構造となります。

現在のアルミフェンスの主流は、ルーバータイプで完全目隠しフェンスは少ない傾向にあります。

台風や突風の際に、少し風を通す構造の方が安全だからです。

迷ったらルーバーフェンスを選ぶ事をおすすめします。

 

・目隠しと半目隠しの違い

半目隠しは横(縦)のパネルとパネルの間に若干のすき間があるデザインで、ほどよい目隠しをすることができます。

  • プライバシーは確保したいけど、完全に閉じると圧迫感が生まれる。
  • 風の通り道なのでルーバーでも不安。
  • 完全目隠しは不審者が敷地内に侵入すると、外から見えなくなるので不安。

といった考えの方に人気です。

特に明確な規定はありませんが、目隠し率(フェンス1枚に対して、正面から見た際の目隠し部分の割合)80%以上を目安にすると良いと思います。

 

・縦目隠しと横目隠しの違い

これはパネルの向きの違いです。
縦長のパネルを組み合わせるか横長のパネルを組み合わせるかです。

どちらにするかは好みの部分が大きいですが、縦は和風、横は洋風のイメージが強い傾向にあります。

ただし半目隠しのフェンスを選ぶ場合、横パネルは見下ろす(見上げる)視線に対して、より目隠しをすることができます。

縦パネルは水平方向に斜めに見る際により目隠しをすることができます。

またルーバーフェンスのほとんどが横パネルを使ったデザインです。

 

・完全目隠しと防音の違い

防音フェンスは騒音低減効果のある完全目隠しフェンスです。

防音と呼ばれるものは性能試験を行っておりますが、設置条件によって防音の具合は異なります。

大きな違いは構造です。
フェンス(アルミパネル)の中に樹脂などを入れる、遮音性のある素材を使う事で、音を吸収することが出来ます。

一般住宅向けの商品は少ないので選択肢が少ないです。

 

・アルミ色と木調色の違い

強度に違いはありません。
見た目のデザインの違いです。

木調色のフェンスはアルミ素材にラッピングをしている素材であるためです。

各メーカーごとに色の違いがありますので、こだわりがある方は各メーカーのショールームで実際に確認するとよいでしょう。

迷ったら玄関の扉の色と合わせるという方法もあります。

 

目隠しフェンスの注意点

通行人や隣人からの視線を防げる目隠しフェンスですがメリットばかりではありません。

まず、完全に外から見えなくすると防犯上の問題が出てきます。

万が一不審者がフェンスの外にいても気が付かない事も想定されます。

家屋内に侵入されても周りから認知されにくいのも防犯上のデメリットになります。

また、時にはお庭への陽当りにも影響する事がありますので事前にしっかりと調べる必要があります。

他にも、台風や強風の影響を受けやすくなる危険性もあります。

その場合、経年による劣化での損傷や倒壊が原因という事もありますが、強風で倒れた目隠しフェンスが原因になるケースも少なくありません。

目隠し度を高めようとするとその分板と板の間隔が狭くなってしまうからです。

そうすると風が通らず、風の影響を受けやすくなってしまいます。

他にも感覚的な問題になりますが閉塞感が高くなり、庭が狭く感じられたり、圧迫感を感じてしまう事もあります。

 

まとめ

目隠しフェンスは便利なのですがメリットとデメリットが共存するエクステリアになります。

適切な高さや目隠しフェンスのタイプの選定が大切になります。

グルリテリアでは豊富な実績と地域に密着した経験で適切なアドバイスができます。

GURULI TERIOR(グルリテリア)ではお家の周りを囲むすべての理想や夢を私たちがお客様と共にかなえます。

形ある「モノ」をお届けするだけでなく職人やデザイナーの「ヒト」のひと手間を添えることでお家のまわりだけでなく、お客様の暮らしまでも「ぐるり」と豊かにしたい…それがグルリテリアのお届けするエクステリアです。

ぜひ、お気軽にご質問や見積もりなどお声かけ下さい。

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