マイホームを初めて建てる人のための「打ち合わせのポイント」について

2023年09月18日 | 外構お役立ち情報

マイホームは一生に一度の大きな買い物になります。

そのために可能な限り妥協せずに理想の家を建てたいと思うでしょう。

でも、分からない事ばかりだし、建築会社や設計事務所に任せっきりも少し心配。

そんなマイホーム初心者マークのあなたのために間違いだらけのあんな事、こんな事を詳しく解説していきます。

今回は「打ち合わせのポイント」についてお伝えします。

マイホームはイメージできるけど外構ってイメージしにくいですよね?

業者さんにいったい何を聞いたら良いのか、何を伝えれば良いのか、悩むところです。

実は良い外構にするための最大のポイントは、自分だけで考えないことなのです。

専門家の力を上手く活用することがとても大切です。

今回はどのように打ち合わせをすればいいか?

ポイントをまとめました。

 

最初の打ち合わせに伝える事

打ち合わせの注意点は一番最初にあなたの要望を「全部伝える」ことが大切になっていきます。

とにかく、全部伝える事が大切です。

ある程度、話が進んでから追加するよりはまずは全部「あったら良いな」も含めて伝えておく事が大事です。

そうすると、次の打ち合わせには業者さんからの見積もりが提示されます。

おそらく、びっくりするような金額になっている事が多いはずです。

でもそこから要望と予算をバランスよく削る方が良いものにし易いです。

特に外構は引き渡しや引っ越しスケジュールに合わせて行いたいところなので、時間が無い中で後から追加よりも最初に必要なものを詰め込んでおく方が良いです。

 

打ち合わせの時に確認した方が良い事

外構工事では、庭や庭木・カーポートや門扉、塀や生け垣、さらに物置など、内容は多岐にわたります。

ですから打ち合わせをするべきことは多数あるのですが、この打ち合わせがざっくりしたものだったり、場合によっては打ち合わせ自体が無かったりします。

あくまで住宅とセットなので…ということであれば、要注意です。

住宅は、土地の広さや形状・建物の向き・道路との面し方など一軒一軒条件が違います。

いわばオーダーメイドです。

住宅に合わせて作られる外構も同じくオーダーメイドです。

常識で考えても打ち合わせの内容が薄いということがありえないことなのです。

もし、ここできちんと打ち合わせができていないと・・・いざ仕上がった時に間違いなくトラブルの元になります。

例えば、「玄関が狭い」「車が車庫に入らない」「外からの視線が気になる」などはよくあるものです。

ですから、丁寧に打ち合わせをするようにしましょう。

もし、打ち合わせの内容に不安を覚えた場合は、別の外構専門業者に話を聞いてもらうのもオススメです。

 

打ち合わせで伝えるべき事

外構の要素は多岐に渡ります。個人の希望などもありますが、誰でも基本的に押さえるべき点をまとめました。

 

・目隠し

実際に生活してすぐに影響が出るのは外からの視線です。

フェンスにするか、塀を高く積むか、生垣にするかで見た目も予算も大きく変わります。

金額で言えば、塀が一番高いです。

フェンスや生垣はどういったものを選ぶかで値段が変わってきます。

費用に直結する話なので合わせて考えておくのがオススメです。

 

・駐車場関係

駐車場も予算も時間もかかるものです。

駐車場の位置を考える上で大切なのは「現在」乗っている車と「将来」購入予定の車の台数を合わせて考える事です。

合わせて車種も決まっているとカーポートの選択にも役立ちます。

大型車と小型車だと車幅も変わってくるので車種の特定が意外に大切です。

これらの情報が固まってくると、駐車スペースの位置が決まってきます。

また、駐車スペースは玄関近くの方が生活しやすいです。

車から家に入るときは荷物も持っていることが多いので、近いほうが助かるからです。

これらもしっかりと打ち合わせ時に話を詰めたいところです。

 

・ポスト・インターホン・門柱の場所

最近は表札、ポスト、インターホンがひとまとめになった機能型門柱が主流です。

敷地内のどこに置くのかは考えておきましょう。

置き場所は主に2パターンあります。

①敷地の際ギリギリのところに設置するパターン
住人以外は敷地に入りにくくなるのでプライバシー性が高いのが特徴です。
しかし一方で、雨の日にちょっと郵便を見に行くとか、新聞をとっていたら取りに行くのが濡れるし、面倒というデメリットがあります。

②アプローチから玄関までの途中に設置されているパターン
オープン外構によくみられる敷地の中にインターホンがある形式です。
オープンに出入りできるので人を歓迎しているようにみえるのが良いです。
一方で敷地にだれでも入れてしまうという点はデメリットかもしれません。

 

・照明

照明はつける場所によって
「空間をおしゃれに演出する」
「暗い場所が明るくなり安全、便利になる」
「明るくして泥棒が近寄りにくくする」
といった効果が得られます。

大通り沿いや街灯があって周辺が明るいところにお住まいの場合は必要なかったり、埋め込みタイプのものを設置するだけで十分だったりします。

ただ、そうでない場合で明かりが必要そうな家には打ち合わせ時に相談しておくと良いでしょう。

電気・配線工事の関係で一括で依頼したほうがまとめてできて安くなるので「旗竿地で暗いから必要か気になる」程度の一言を伝えるのも良いでしょう。

 

・自転車置き場

意外に忘れてしまうのが「自転車」です。

こちらもお子様の成長につれて台数が増えたり、近所の人が来たとき用に停められる場所を意識しておくと良いでしょう。

地味にスペースをとるのでざっくりと今、何台使っていて、今後どれくらい増えそうか、来客が多そうかなどを伝えておきましょう。

また、サイクルポートを取り入れたり、カーポートを1.5台分にして駐輪スペースを作るという手もあります。

 

トータルで考えるきっかけにする

マイホームと外構を同じ業者さんに任せる事もあるでしょうし、違う業者さんに任せる事もあるでしょう。

いづれにしても、しっかりと話し合いで確認した方が良いポイントがあります。

 

・トータルバランス

使い勝手はもちろんですが外構の良し悪しは自宅の見た目に直結します。

庭の整備、駐車場の整備、玄関アプローチの整備など外から見える場所を工事する場合はトータルバランスを意識した施工を行いましょう。

具体的なイメージを口で伝えられない場合はその業者が実際に施工した住宅の写真を見せてもらうと良いでしょう。

また住宅雑誌や、インターネットで自分の気に入った画像をストックしておくとイメージが業者の人に伝わり易くなります。

『自分は素人だから』と諦めないでください。

良い施工業者ならあなたの希望通りの施工をするために対等に、丁寧に希望を聞いてくれるはずです。

ためらわずに自分の意見を伝えて下さい。

 

・使用する建材の特徴

外構工事の打合せをする時には、使う予定の建材についてしっかり聞いておきましょう。

デザインだけで建材を選ぶと耐久性が足りずにヒビや破損が起きてしまうかもしれません。

建材にはそれぞれ適材適所があります。

外構工事の打合せをする際には使われる建材の特徴や耐久性、メンテナンス方法について良く話し合いましょう。

特に排水関係の外構工事の場合、配管や補強材として使われる建材の破損は致命的な損傷になる場合があるので良く打ち合わせしてください。

 

・適正価格なのか

外構工事の打合せ時に忘れてはいけないのが予算に関する相談ですよね。
『なるべく安く良い施工をして欲しい』と思うのは依頼者として当然ですが、外構工事は安ければ良いというわけではありません。

予算を削るというのはその分、人件費や建材費を削る必要があるという事です。

確かな施工をして欲しいと思うなら安すぎず高すぎない適正価格で外構工事をしてくれる業者を選びましょう。

そのためにも複数の業者に相談をして見積もりをもらい、価格を比較検討することが大切です。

 

まとめ

もちろん、誰でも業者さんほど知識が詳しい人はいません。

ですから、打ち合わせの時は「自分は知らない」という事が前提でどんどん分からないところは聞いていきましょう。

それを面倒臭がったり、嫌々ながらする業者さんはあまり良くない業者さんかもしれません。

私たちグルリテリアはお客様の疑問や質問にお客様の立場になり真摯にお答えします。

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