マイホームは一生に一度の大きな買い物になります。
そのために可能な限り妥協せずに理想の家を建てたいと思うでしょう。
でも、分からない事ばかりだし、建築会社や設計事務所に任せっきりも少し心配。
そんなマイホーム初心者マークのあなたのために間違いだらけのあんな事、こんな事を詳しく解説していきます。
今回は「マイホームに石畳を敷いてみませんか?」についてお伝えします。
石畳とは
石畳は、古今東西から広場や道路など人が集まるところに造られてきました。
石畳の街道といえば、欧米風のイメージがあるかもしれませんが日本でも、古来より、街道や寺社仏閣などの参道に石畳が使われていました。
「石を畳みあげる」ということで、かつては「石段」のことも石畳と呼んでいました。寺社仏閣という神聖な場所で使われていた石畳は、神主や武将など高貴な人の家紋にも用いられていました。
江戸時代には、人気歌舞伎役者の市松という人が、この石畳の模様の袴をはいたところから、石畳文様を「市松模様」と呼ぶようになったのは有名な話です。
外構においては広場や通路などに、一面に石が敷かれている舗装のことを「石畳」といいます。
言葉の意味として石畳の「畳」とは、和室に敷く畳がルーツです。「石が畳のようにプレート状に床に広がっている外構」を指します。
従来の機能としては人や自動車(古くは馬車)が通りやすいように、石をびっしりと並べて舗装をするのが石畳です。
タイルやインターロッキングとの違い
タイルは粘土などで人工的に作られた板状の焼き物で、厚さが薄いので、タイル同士がかみ合って固定できるわけではありません。
基本的にモルタルや専用接着剤でくっつける必要があるのです。
石畳は、基本的に天然石でできています。
施工し易い高さのある立体的な石などを使います。
そのため、タイルとは違い、その石を直接並べたり埋めていきます。
インターロッキングはコンクリートで作った人工の石材です。
値段的には大量生産のためにインターロッキングの方が天然の石よりも安く仕上がります。
石畳風のインターロッキングもたくさんありますよ。
石畳は本物の石なので、風化して欠けてきてもよい雰囲気になりますが、インターロッキングの表面は塗装によるものなので、経年劣化により塗装がはげてコンクリートが見えてくるというデメリットがあります。
石畳のメリット
石畳のメリットはまず「歩きやすい」という事があります。古今東西から道路に石畳が使われた事からも分かります。
すべりにくく、移動し易いというのはマイホームでも同じく求められる事です。
また、石畳で土の部分を覆うことができるので、その部分には雑草が生えにくくなります。
特に庭では雑草対策が必須ですので、少しでも雑草が生えてくるのを抑えたいとお考えであれば石畳がおすすめです。
しかし石畳は隙間があるうえに雑草の繁殖力は高いので、石の隙間からも生えてくる可能性もあります。
他のメリットとして、玄関アプローチの雰囲気が良くなるという事があります。
舗装やコンクリート、タイルなどに較べて「自然感」が出しやすくセンス良く見えます。
石畳のデメリット
良い事が多い石畳ですがデメリットもあります。
まずは天然石は高価なので必然的に工事自体が高額になりがちです。
また、石畳をつくるには職人さんの経験やスキルも重要な要素です。
石畳は基本、手作業での施工になりますので人件費がかかります。
そのため石材の形によっても職人さんの技術力が必要で費用がアップします。
そのため、安くつくりたいという事でDIYを考える人もいますがかなり難しい作業なのが現実です。
無駄な費用や時間をかけるよりは専門家に任せるのが得策です。
まとめ
庭とセンス良くマッチした石畳はマイホームをさらに引き立てます。
また、石畳は天然石なのでその経年劣化も味わい深く楽しめます。
石にはそれぞれの表情があるため、それこそあなただけのデザインを楽しめます。
グルリテリアでは多くの石畳の施工例があるのでまずはお気軽にご質問下さい。
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