人気の北欧住宅の特徴を分解してみた

2023年11月06日 | 外構お役立ち情報

日本では北欧住宅の人気が高いです。

完全な北欧住宅もあれば北欧風もありますが、とにかく長い間、支持されています。

今回は分かったようで実はあまりハッキリとは分からない北欧住宅についてまとめてみました。

マイホームや外構の参考にしてもらえたら嬉しいです。


出典:はじめての家を建てる

 

シンプルなデザイン

北欧住宅の特徴としてまず挙げられるのがシンプルなデザインという事です。

もう少し深掘りすると白やベージュなどアースカラーのサイディングに大屋根というシンプルなデザインが多いです。

このサイディングで他の家との差別化をしているのも興味深いです。


出典:ソトメイク

外構に関しては北欧らしく外壁にはレンガを使うこともあり、レンガ積みの外観は家と合う大変おしゃれな印象で魅力的です。

他にも、漆喰の壁などがあり、北欧らしい自然素材も巧みに活用されているのが特徴です。

 

大きな窓が特徴

北欧は冬が長いため、短い日照時間をできるだけ取り入れるよう、大きな窓なのが特徴です。

1、2階とも窓はできるだけ大きくして明るさを取り入れるような大窓になっている事が多いです。


出典:モデルハウスナビ

気候から言うと、長い冬も暖かく暮らせるように断熱性にも力を入れています。

北欧住宅の構造材は基本的に2×4工法、または2×6工法。

その柱の外側に断熱材を切れ目なく貼り巡らし、家を丸ごと断熱材で包み込みます。

このように魔法瓶のようにすっぽりと断熱材で囲む「連続断熱工法」を採用しています。

 

日本の家と北欧住宅の違い

マテリアル的に見ると日本にもある素材で作られている北欧住宅ですが日本の家とどのような違いがあるのでしょうか?

日本の家は住宅不足やコストなどに対応するために安く大量生産できる新建材を使う事が多いです。

そのために20〜30年でリフォームと言うよりも建替えをする住宅も多いです。

それに対して北欧住宅はメンテナンスをして永く住み続けることが文化になっています。

それと”家にあまりお金を掛けたくない”と言う価値観を持っている方も多く、マイホームを何世代も引きついでいけば自分たちの子供や孫がお家以外の趣味等にお金を使える…という考え方もあるようです。

例えば自分が家を建て、子供は家を引き継いだことでローンなどは無し(多少のメンテナンスは必要)→近くの湖で遊べるボートや船などを買う→孫は家と船を所有しているから絵画などを買い資産を増やす…などなど。

長く住む為に家の性能を上げて、使う素材も長く持つものをチョイスしています。

レンガやタイル、木も塗り替えをしっかりすれば驚くほど長持ちします。

正解、不正解ではなく、このように家に対する考え方の違いがあります。


出典:ソトメイク

 

北欧住宅の外構

日本でそのまま、北欧住宅の外構を再現するにはいくつか課題もありますが以下のような特徴があります。

1.オープン外構が多い

日本のフェンスのような高い壁で目隠しをする事はほとんどなくオープン外構が多いです。

 

2.生け垣が多い

低い生垣が最も多く、定期的にキレイに刈り込まれていることが分かります。

日本でも取り入れるならプリペット、キンモクセイ、トキワマンサク、ボックスウッドあたりが合いそうです。

 

3.ウッドフェンスが多い

白い縦格子のウッドフェンスが多いのが特徴です。


出典:ソトメイク

4.門柱が特徴的

道路沿いの入り口にはレンガやブロックなどを柱状に積んだ、高さ1m程度の門柱が多くあります。

門柱は1つだけであったり、左右で1セットであったりと色々なバリエーションがあります。

 

5.コンクリートをあまり使っていない

日本のように外構にコンクリートをあまり使わないのも特徴です。

外構もやはり、シンプルで長く飽きずに使えるところにポイントを置いているようです。

日本で北欧風の外構を作る際も参考にしたいですね。


出典:ソトメイク

 

まとめ

日本は高温多湿、北欧は寒く乾燥する冬が長いという季節の差はありますが、木のぬくもりを大切にするという部分は共通していると思います。

自然のテイストを家や外構に採り入れる際に、ぜひ北欧住宅の考え方を参考にしてみてはいかがでしょうか?


出典:ソトメイク

北欧風に興味あるけど、マイホームと合うかな?などの疑問があればぜひ、お気軽にご相談下さい。

グルリテリアでは北欧風の外構の施工を数多く手掛けてきましたのであなたの希望に合ったイメージを形にします。

GURULI TERIOR(グルリテリア)ではお家の周りを囲むすべての理想や夢を私たちがお客様と共にかなえます。

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