マイホームは一生に一度の大きな買い物になります。
そのために可能な限り妥協せずに理想の家を建てたいと思うでしょう。
でも、分からない事ばかりだし、建築会社や設計事務所に任せっきりも少し心配。
そんなマイホーム初心者マークのあなたのために間違いだらけのあんな事、こんな事を詳しく解説していきます。
今回は「屋外コンセントのメリットや注意点」についてお伝えします。
あったら絶対に便利なのが屋外コンセントです。
もちろん新築時に屋外コンセントが設置される事が多いですが増設の必要性を感じる事も多いです。
今回は知っていそうで知らない事が多い屋外コンセントについてまとめました。
屋外コンセントを工事の種類
屋外コンセントの作り方は、大きく分けて
①室内側のコンセントから、屋外コンセントへ電源を分岐させる工事を行う
②分電盤から、屋外コンセント用に新しく電源を配線する工事を行う
の2種類あります。
まず①室内側のコンセントから、屋外コンセントへ電源を分岐させる工事を行う方法ですが比較的簡易な工事なので、多くの場合は1時間もあれば作業は完了します。
しかし、簡単で安価なメリットはありますが、設置できる箇所が室内コンセントに近い場所に限られるので1つの回路から分岐するため、室内と屋外で同時に電力消費の大きい電化製品を使用するとブレーカーが落ちやすくなるデメリットがあります。
②分電盤から、屋外コンセント用に新しく電源を配線する工事を行う方法は既存コンセントから分岐させるよりも費用はかかります。施工時間は一般的に1~3時間程度です。
メリットとしては専用の回路が取れるので、ブレーカーが落ちる心配が少なくなります。
デメリットとしては前述したように工事が複雑になるため、設置費用は高くなります。
また、外部への配線ルートの確保が容易ではない場合は、作業費がかさむ場合があります。
屋外コンセントのメリット
近年は何でも電気化されているため、屋外コンセントには色々なことに使用できる便利なものです。
通常の生活している中で少し不便だったり、かゆいところに手が届かない感じを解消できます。
そして、外構的にメリットは色々あります。
まずはイルミネーションなどの灯りを楽しむ事ができるという事です。
近年ではハロウィンやクリスマスのイルミネーションを楽しむ家庭も増えています。
特にお子様が小さい時にはそれらは、かけがえのない思い出になります。
また、屋外の掃除の時にも屋外コンセントは役に立ちます。
高圧洗浄機で窓や外壁などを掃除するなど便利です。
他にも、屋外コンセントがあれば防犯対策用のカメラや防犯灯を設置し易くなります。
これらのアイテムは後で追加で設置を考える事も多いのでその時に屋外コンセントの必要性を感じる人も多いです。
他にもBBQに便利な電化製品が使う事ができるのも屋外コンセントのメリットです。
また、暑い日の屋外作業に外で扇風機を使うことができたり、クルマの中を掃除機したり、外で電動工具が使えるなとメリットが多々あります。
屋外コンセントのデメリット
屋外コンセントのデメリットとしては、後で設置すると意外にコストがかかるという事です。
新築時であれば一箇所1,000円程度で設置できるのですが、後で設置するとなると一箇所2~3万円ほどかかる事があります。
基本的には新築時に設置するのが一番ですが、ライフスタイルの変化や色んな事情から後で屋外コンセントが必要になる事は少なくありません。
延長コードでいいのでは?という人もいますが、延長コードですと大きな電気を使う事は危険ですし、なにより面倒くさいです。
防犯灯や防犯カメラなどに延長コードで対応する事はオススメできません。
屋外コンセントはDIYでもいける?
屋外コンセントを後でつけるのが少し高くつくのならDIYでつけてしまえ!と考える人もいるかもしれません。
しかし、まずコンセントの増設には「電気工事士」の資格が必須です。電気工事士の資格を持っていないなら、必ず業者に依頼しましょう。
電気は漏電や火災につながる重要な箇所です。
少々、知識があるからといっても安易にDIYをする事は絶対に避けて下さい。
無資格の工事が原因の火災の場合は火災保険の適用ができない可能性もあります。
安全に屋外コンセントは設置しましょう。
屋外コンセントで気をつける事
意外に分からないのは屋外コンセントを設置する高さです。
特に屋外コンセントを後付けする際には何に使用するか?イメージできている事が多いと思うので高さをしっかり考えましょう。
屋外コンセントの位置は高すぎても低すぎても使いづらいです。
また屋外にコンセントを設置する場合は必ず防水のコンセントにしましょう。
雨だけではなく庭や玄関先では、水を使うことが多いです。
庭やベランダに水をまいたときに濡れてしまうという可能性があります。
また台風や大雨の際には予想しない水の影響を受ける可能性もあります。
またコンセントは水に濡れると劣化しやすいです。
漏電してしまう可能性もありますので、屋外コンセントは防水のものにしましょう。
他に、設置場所によりますが勝手に使用されるリスクも意外にあります。
屋外に設置されているので、誰でも使用することができます。知らない通行人に使用されたり、コンセントがあることを知っている特定の人物に使用されたりするかもしれません。
そのため、悪用されないためにも、簡易鍵付きコンセントなど勝手に使用されないようなものを設置するとよいでしょう。
まとめ
室内のコンセントと違い、屋外のコンセントの設置は注意すべき点があります。
しかし、高圧洗浄機が使えたりする事で生活を便利にしたり、イルミネーションで彩りをつけたり、防犯カメラの設置で安全を確保できたりできます。
実は生活に欠かせないのが屋外コンセントです。グルリテリアではこれまでの豊富な実績からお客様のマイホームに合うアドバイスができます。
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