今回は庭に虫が多い原因と、外構でできる工夫や自分でできる対策を紹介します。
虫が来ない庭造りで、快適に過ごす参考になれば嬉しいです!
庭に虫が多い原因
庭に虫が多いと、ガーデニングや外でのくつろぎが台無しになりますよね。
では、なぜ庭に虫が多くなるのでしょうか?
考えられる原因は以下の3つです。
①湿気が多い
湿気が多いと、カビやカメムシなどの虫が繁殖しやすくなります。
特に雨の後や夏場は注意が必要です。湿気を減らすためには、水やりは朝早く行うことや、排水の良い土を使うことが大切です。
②植物や花が多い
植物や花は、虫の餌や隠れ場所になります。
特に色や香りの強い花は、蜜を求めるハチやチョウなどの虫を引き寄せます。
植物や花を植える場合は、虫が嫌いな種類を選ぶことや、定期的に手入れをすることが大切です。
③落ち葉が多く、腐葉土になっている
落ち葉は、ミミズやダニなどの土壌生物の餌になります。
また、落ち葉が分解されて腐葉土になると、栄養分が豊富になります。
これは植物にとっては良いことですが、同時にアリなどの害虫も誘います。
落ち葉は定期的に掃除することや、堆肥化してから使うことが大切です。
外構でできる虫対策の工夫
庭に虫が多くなる原因を知ったところで、次は外構でできる虫対策の工夫を紹介します。
以下の3つの方法は、効果的かつ見た目も良いものです。
①コンクリートやタイルを使用
コンクリートやタイルは、土よりも温度が高くなりにくく、湿気も少なくなります。
そのため、カビやカメムシなどの湿気を好む虫は寄り付きにくくなります。
また、コンクリートやタイルは滑らかで隙間も少ないため、アリやシロアリなどの隠れ場所も減ります。
コンクリートやタイルは色々なデザインや形がありますので、お好みのものを選んでください。
②外灯の照明はLEDライトにする
外灯の照明は、夜間に庭を明るくしてくれますが、同時にハエやガなどの光を好む虫も引き寄せます。
そのため、外灯の照明はLEDライトにすることをおすすめします。
LEDライトは白熱灯や蛍光灯よりも熱を発生させにくく、虫が寄り付きにくい波長の光を出します。
また、LEDライトは省エネで長持ちするので、電気代も節約できます。
③人工芝にする
人工芝は、本物の芝と見分けがつかないほどリアルなものがあります。
人工芝は水やりや刈り込みなどの手入れが不要で、常に美しい状態を保てます。
また、人工芝は土や草のように虫の餌や隠れ場所にならないので、虫が来にくくなります。
人工芝は色々なサイズや種類がありますので、お好みのものを選んでください。
自分でできる外構の虫対策
外構でできる虫対策の工夫を紹介しましたが、それだけでは不十分な場合もあります。
そこで、自分で簡単にできる外構の虫対策を紹介します。
以下の4つの方法は、手軽かつ効果的なものです。
①虫が嫌いなハーブを植える
虫が嫌いなハーブとは、ラベンダーやローズマリー、レモングラスなどの香りの強いハーブです。
これらのハーブは、虫が苦手とする成分を含んでおり、虫を遠ざける効果があります。
また、ハーブは見た目や香りも良く、料理やお茶にも使えます。
ハーブは鉢植えやプランターに植えて、庭のあちこちに置くと効果的です。
②防草シートや防草土を活用する
防草シートや防草土とは、雑草や草花を生えさせないための素材です。
防草シートは土の上に敷いて、穴を開けて植物を植えるものです。
防草土は土と混ぜて使うものです。
これらの素材は、雑草や草花が生えることを防ぎ、虫の餌や隠れ場所を減らします。
また、水はけも良くなります。
③防虫剤を活用
防虫剤とは、虫を殺したり撃退したりするための薬剤です。
市販されているものには、スプレーや粒状や液状など色々なタイプがあります。
防虫剤は庭全体に散布することもできますが、環境や人体に影響がある場合もあります。
そのため、必要最小限に使用し、使用方法や注意事項を守ることが大切です。
④水が溜まる場所をなくす
水が溜まる場所とは、水鉢やバケツや缶などの容器や、凹凸のある地面やコンクリートなどです。
水が溜まる場所は、蚊やボウフラなどの水生昆虫の発生源になります。
そのため、水が溜まる場所を作らないことが大切です。
まとめ
虫対策は小さな行動の積み重ねです。
木や花が多い庭は魅力的ですが同時に虫にとっても良い環境です。
外構の工夫をして上手く虫と植栽のバランスをとってみましょう!
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