外構設計に迷わないための6つのポイント

2024年11月04日 | 外構お役立ち情報

外構設計で迷ってしまうのは当然のこと。

でも、諦める必要はありません。

うまく調べれば、自分の理想に近い外構が実現できます。

今回は、外構設計の基本的なポイントを具体的に解説します。

  • メンテナンス性を考えた植栽と舗装の選び方
  • コストと機能のバランスの取り方
  • デザイン選定のコツ

などを参考に、手軽に始められる外構設計のアドバイスを提供します。

もし、分からない事があればお気軽にご質問下さい。
一緒に理想の外構を実現していきましょう。

 

1.メンテナンスを考慮する

外構は日常の手入れが欠かせないため、植栽の水やりや剪定、舗装の清掃などのメンテナンスが発生します。

外構設計時には、このメンテナンスの手間を最小限に抑えられるよう、自分の生活スタイルに合った植栽や舗装を選択することが重要です。

例えば、忙しくて手入れの時間が取れない場合は、手のかからない強健な植物を選んだり、自動水やりシステムを導入することで、植栽のメンテナンス負担を軽減できます。

また、石畳よりもタイルやコンクリート舗装を選ぶことで、雑草対策の手間が省けたりします。

逆に、植栽や庭いじりが趣味の場合は、その楽しみのために多少手間がかかっても良い花や樹木を活用するのも良いでしょう。

子育て世代は、安全性が高く衛生面でも優れる舗装を選ぶことが望まれます。

このように、ライフスタイルに合わせて手入れのしやすさを考慮した植栽計画や舗装選びをすることが、外構のメンテナンス負担を軽減するコツです。

さらに、業者に委託できる項目はアウトソーシングすることで、自分の負担を減らすことも可能です。

定期的な剪定や除草、洗浄をパッケージで依頼する家庭も増えています。

コストとメンテナンス負担のバランスを見極めながら、自分の生活に合った計画を立てることをおすすめします。

 

2.コストと予算のバランスを考える

外構には多くの費用がかかるため、事前にコストをしっかり把握し、重要な要素に予算を割り振る必要があります。

外構設計では、デザイン面だけでなく機能面も優先しなければなりません。

例えば、日常生活でよく利用するエリアには十分な予算を割り当てる一方で、単なる見た目の装飾要素は後回しにする、といった判断が必要です。

具体的には、玄関周りやテラスなど日常利用する部分の舗装や照明等の機能を十分に備えることを優先し、後で追加できそうな装飾的な要素はコストを抑えるよう調整します。

洗面所や物置など二次的な重要度の低いエリアには最小限の実装にとどめるのも、コストと機能のバランスをとる方法です。

植栽においても、成長するまで時間のかかる大木より、花や低木を活用することで即効性とコストカットを両立できます。

高額な石材より安価な代替素材を使う、高機能だが価格の高い最新式機器より実績のある定番品を選ぶ、といった方法もコスト削減のポイントになります。

事前に全体構想を練ったうえで、要不要や順番をつけて優先順位をつけていけば、効率的にコストと予算のバランスをとる外構設計が可能になるでしょう。

見積もりを取って比較することや、専門家のアドバイスを得ながら、計画的に進めていきたいものです。

 

3.デザインの選択

外構のデザインを選ぶ際には、まず自分がその外構をどのように利用するのか、目的やコンセプトを明確にすることが重要です。

単に見た目の美しさだけでなく、実際の使い勝手も考慮に入れる必要があります。

次に、予算の上限をある程度設定しておくことで、高額過ぎない範囲で優先すべき要素を選択しやすくなります。

住宅そのもののイメージに合った、統一感のあるデザインを選ぶことも大切です。

形状、色彩、素材感など、全体の雰囲気がまとまりを持つことが望まれます。

また、周辺の環境や地域性との調和も意識する必要があり、ガーデニングゾーン設定等の法令も確認しておきたいものです。

植栽計画では、植物の成長のしやすさや、剪定などの手間を考慮に入れるのが良いでしょう。

舗装材は機能性はもちろん、メンテナンスのしやすさや耐久性も比較検討していきましょう。

照明計画では、安全性と省エネ性の両立に加え、どのような雰囲気を醸し出したいのかも考えて選択したいものです。

水の活用、たとえば池や噴水も魅力的ですが、コストと手入れのバランスが大切になってきます。

省エネや環境負荷の低減に配慮したデザインも選択肢として検討することをおすすめします。

このように、自分の暮らし方とのマッチングを考えながら、総合的に外構のデザインを選んでいくことが重要です。

 

4.将来の変更も考える

外構は一度設計してしまうとその後変更することが難しい場合が多いため、将来の生活変化も予測しておく必要があります。

具体的には、植栽した木々の成長によって園芸のバランスが変わったり、刈り込みが必要になることを想定しておくことが重要です。

さらに、子供の成長や家族構成の変化によって生活スタイルが変わることもあるでしょう。

その際に必要な機能が備わっているかを事前に考えておくことが大切です。

例えば、子育て世代は安全性を考慮した舗装や設備を導入したいところでしょう。

一方、空巣期にはゆとりある空間でのんびり過ごせるような外構が望ましいかもしれません。

このように、自分の人生設計に合わせて必要な機能が長期的に確保できるかを見通すことが重要になります。

植栽選定時には、将来的な成長イメージを想定して配置や種類を選ぶことが望まれます。

舗装も長期的なメンテナンスや修繕のしやすさを考慮した耐久性の高いものを選択したいものです。

大がかりな外構の変更はコストや手間もかかるので、初期の設計段階でできるだけ将来のことまで予測しておくのが賢明といえます。

家族構成の変化やライフスタイルの変化をシミュレーションし、先を見据えた設計を心がけることで、末永く使い勝手のよい外構を実現できるでしょう。

 

5.専門家を活用する

外構の設計には、植栽や材料の知識、設計技術、施工管理など、専門的なスキルが必要不可欠です。

外構初心者が自分で設計を行うのは難しく、専門家に相談することを強くおすすめします。

まずは信頼できる設計士に依頼し、自分の理想の外構像や予算、生活スタイルなどを伝えましょう。

設計士がノウハウを活かして、実現可能な設計案を提案してくれるでしょう。

植栽の選定、配置、成長のシミュレーションなど、専門家ならではのアドバイスを得ることができます。

次に、複数の施工業者から見積もりを取り、コスト感も比較検討しましょう。

施工業者によって技術力や提案に差があることもあるので、実績と信頼性を確認することが重要です。

施工後のアフターサポート体制もチェックしたいポイントです。

計画段階から施工業者と相談していけば、より実現可能性の高い外構が設計できるでしょう。

最後に、完成後の維持管理は専門の管理業者に任せるのが無難です。

期間契約で植栽の手入れや舗装のメンテナンスを委託することで、コストと手間を最適化できます。

このように専門家を最大限に活用することが、理想の外構作成の近道と言えるでしょう。

ぜひ参考にしながら、自分に合った外構設計を進めてください。

 

6.環境を考慮する

近年、外構設計においても、環境への配慮が重要視されるようになっています。

例えば、省エネ型のLED照明を採用したり、太陽光パネルを設置することで、エネルギー消費を抑えることができます。

また、生垣やクマシデなどの在来種を植栽することで、本地域の生態系に配慮することもできます。

舗装材については、環境負荷の少ない天然石やリサイクル材の利用がおすすめです。

こうしたエコな材料や設備を選ぶことで、外構のランニングコストを下げられるメリットも期待できます。

一方で、コスト面ではやや高額なものもあるため、デザイン性を損なわない範囲での採用を心がけたいものです。

例えば、見た目のイメージが重視されるメインゲート付近は天然石舗装とし、裏側の駐車場等は割安な代替材を利用する、といった具合です。

太陽光パネルも最小限の設置面積で効果を発揮できる場所を選ぶことがポイントとなります。

植栽においても、在来種中心とは言っても、季節感のある花木を活用することで、自然環境とデザイン性のバランスを取ることができます。

このように、環境への影響とコスト面の両方を視野に入れつつ、エコな外構を設計することをおすすめします。

 

まとめ

外構設計においては、メンテナンス性、コスト、デザイン、将来の変更、専門家の活用、環境への配慮など、様々な要素を総合的に考慮する必要があります。

自分のライフスタイルと家族の生活設計に合わせ、手間とコストのバランスを見極めながら、実現可能な理想の外構を設計していくことが大切です。

ゆくゆくは生活の変化にも対応できるよう、ある程度の柔軟性を持たせることも重要視したいものです。

また、できる限り専門家の助言を仰ぎ、自分一人では気づきにくい点をアドバイスしてもらうことをおすすめします。

総合的な視点で外構設計を考えていけば、安心して暮らせる快適な外構空間を手に入れることができるはずです。

 

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