自分らしいアイデアを取り入れつつ、機能性と安全性を兼ね備えた外構を実現するコツを解説します。
玄関周りから車庫、照明まで、外構設計のポイントを具体的にチェックしていきましょう。
住み心地の良い空間づくりの参考にしてください。
① 駐車場の配置や収納計画を考える
駐車場の配置を考える際、まずは車庫に加えて、門前やテラス脇など敷地内の至る所に駐車スペースを設けることをおすすめします。
車庫自体も2台分確保できることが理想的です。
そうすることで、将来の車両増加にも対応が可能となります。
また車庫とは別に、訪問客専用の駐車スペースを用意することで、玄関周りの動線がスムーズになります。
駐車中の車両が外から見えにくくなるよう、スペースの周りを生垣やフェンスなどで囲むのも効果的でしょう。
冬場の利用に関しては、融雪装置やアスファルト舗装を施すことで、積雪の心配なく快適に出入りできるようになります。
センサー開閉式の車庫ドアやリモコン操作は、便利なオプションとして検討する価値があります。
さらに充電スタンドを設置しておけば、電気自動車への対応も可能となります。
日頃の生活はもちろん、緊急時の避難場所としての機能も兼ね備えた駐車場の設計が重要だと言えます。
② 外構の防犯対策を考える
マイホームの外構を設計する際、防犯対策は必須となります。
住宅侵入犯罪から身を守るためには、玄関や塀、門扉などの要所要所に防犯カメラやオートロック機能付きフェンス、インターホンの顔認証システムなどを設置することをおすすめします。
防犯カメラはAI解析機能があると侵入者の検知が可能です。
オートロックフェンスはセンサーで異常を感知すると閉鎖するので、効果的な防犯アイテムといえます。
インターホンの顔認証システムを導入することで、訪問者の確認がしやすくなり、防犯性も向上します。
また、外構に面した開口部は、金属製のクリアフェンスを使用するか、生垣を低めに刈り込むなどして、死角を少なくすることも重要なポイントです。
これらに加え、センサー連動型の高輝度LED照明を塀や門の周囲に設置することで、抑止力のある明るい空間を形成できます。
このように、外構の各場所を防犯の視点で点検し、必要な対策を行うことが安心して生活できるための条件となります。
住宅警備サービスとの連携も検討に値するでしょう。
防犯対策をしっかりした上で、快適な生活環境を実現できる外構を目指しましょう。
③ 土間コンクリートや落ち葉処理の対策を考える
マイホームの外構設計では、土間コンクリートの施工が重要です。
土間コンクリートを広めに設置することで、雨や雪の日に玄関周りの汚れを最小限に抑えられます。
コンクリートの表面処理は滑りにくい仕上げを選び、冬の凍結にも対策をしましょう。
排水溝との高低差にも注意し、水はけをよくすることがポイントです。
また、樹木の落ち葉の処理計画も欠かせません。
落ち葉が蓄積すると排水管の詰まりの原因となります。
落ち葉集積器の設置や、落ち葉を堆肥として再利用するコンポストの導入をおすすめします。
生ごみと合わせて分解することで、良質な堆肥ができます。
洗濯干しスペースや花壇の下に落ち葉受けのメッシュを設置するのもお手軽な対策の一つです。
このように、土間コンクリートや落ち葉処理の仕組みを計画段階から設計に取り入れることで、外構のメンテナンスがしやすくなります。
自然環境に配慮しつつ、快適な生活を送ることができるでしょう。
外構設計の早い段階から、土間や落ち葉対策を検討しましょう。
④ 敷地内の高低差の解決や活用を考える
敷地内に高低差がある場合、段差を上手に設計に取り入れることが大切です。
段差を活かしてデッキやテラスを設けたり、斜面には石垣やブロック積みを施して緑化した壁面にするなど、変化に富んだ外構を実現できます。
階段は踏み面を広く取り、手すりを両側に設置するなど安全面に配慮しましょう。
夜間の照明も忘れずに。
雨水処理の面からも高低差への対応が必要です。
上層からの雨水を受け止めるドレーンや排水路を設け、下層でこぼれることがないよう計画します。
特に敷地入口付近は水の流れをよくすることが大切です。
車の出入りでも段差はリスクになりえます。
スロープを設置することで車椅子でも安心して通行できますし、荷物の運搬時の負担も軽減されます。
このように高低差がある敷地の外構は、動線やレイアウトを事前によく計画することが重要です。
自然の地形を活かしつつ、安全性と機能性を兼ね備えたデザインを検討しましょう。
美しく快適な外構を実現できるでしょう。
⑤ 夜間の照明と安全対策を考える
外構での夜間照明は、玄関や門前、車庫などの明るさだけでなく、美観にも配慮が必要です。
暖かみのある雰囲気を醸し出すためにも、凝ったデザインのランタンや壁面照明の導入をおすすめします。
防犯のため、センサー連動で点灯する照明を玄関や塀に設置することも有効です。
照度は行き届いているがまぶしくない照明を選びましょう。
安全対策としては、転倒やつまずき防止のために段差部や階段、通路には夜光タイルや反射シールを貼ることをおすすめします。
手すりやフェンスも夜間の視認性アップに役立ちます。
インターホンやオートロックは顔認証付きが望ましいでしょう。
このように、生活シーンに合わせ、安全性とデザイン性を兼ね備えた照明計画を立てることが大切です。
豊かな散歩気分が味わえる美しく機能的な夜の外構をめざすのも楽しいのではないでしょうか?
まとめ
今回、とりあげたのはマイホーム初心者に向けてまず考えてほしい事の一部になります。
実はマイホーム以上に外構は考えるべき事が多いです。
そんな時に大切なのは自分の考えだけで進めない事です。
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