マイホームは一生に一度の大きな買い物になります。
そのために可能な限り妥協せずに理想の家を建てたいと思うでしょう。
でも、分からない事ばかりだし、建築会社や設計事務所に任せっきりも少し心配。
そんなマイホーム初心者マークのあなたのために間違いだらけのあんな事、こんな事を詳しく解説していきます。
今回は「初心者でも理解しやすい物置のメリットとデメリット」についてお伝えします。
スチール製物置
一軒家のマイホームで多いのはこのスチール製の物置です。
出典:ヨド物置
スチール製の物置のメリットは「丈夫で長持ちする」という事です。
スチール製の物置は非常に頑丈な作りになっているため、長年にわたって使い続けられます。
スチールはプラスチックやアルミなどの他の素材に比べて強度が高く、風雨にも強いので、外に設置しても壊れにくいのが特徴です。
また、スチールはメンテナンスも簡単で、ほとんど手入れする必要がありません。
次に「組立が簡単」というメリットがあります。
スチール製の物置は、工場で事前に部品が組み立てられた状態で販売されるので、現場での組立作業は非常に簡単です。
ネジを締めたり、パーツをはめ込むだけで、短時間で完成させることができます。
DIYが得意でない方でも、スムーズに組み立てられるのがポイントです。
一方でスチール製の物置「重量がある」「スペースを取る」というデメリットがあります。
スチール製の物置は頑丈な作りのため、かなりの重量があります。
重たい物を収納する際も問題ありませんが、設置する際に人手が必要になる場合があります。
また、スペースを取るということは、狭い場所に設置するのが難しいということです。
一般的に、他の素材の物置に比べると設置スペースが大きくなります。
最後に「設置場所の下地強度を確認する」という注意点があります。
これは物置の重量に耐えられる場所に設置する必要があるということです。
物置が傾いたり、沈み込んだりすると、扉の開閉や棚の使用に支障をきたす可能性があるため、設置場所の地盤が固く、しっかりしていることを事前に確認する必要があります。
プラスチック製物置
プラスチック製の物置はスチール製の物置と同じくらいよく使われているものです。
出典:アイリスオーヤマ
プラスチック製の物置のメリットはまず「軽量」という点があげられます。
プラスチック製の物置は、スチール製や木製のものに比べてとても軽量です。
重さが数十キロ程度と非常に軽いため、設置場所を選ばず、一人でも簡単に移動させることができます。
また、比較的に重い物を入れても倒れにくいというのがポイントです。
次のメリットに「場所を取らない」というメリットがあります。
これは物置本体が薄型で、スリムな造りになっているものが多いためです。
従来の物置は大きな箱のような形状が多かったのですが、プラスチック製のものは奥行きが浅く、壁際などの狭い場所にも設置できるのが特徴です。
限られたスペースを有効活用できるのがうれしいところです。
また、スチール製の物置と比較して安価というのもメリットです。
そのために選択肢が多いのも特徴です。
一方で「強度が低め」というデメリットがあります。
プラスチック自体は丈夫な素材ではありますが、スチールほどの強度はありません。
重たい物を入れすぎると、変形や破損の恐れがあるので注意が必要です。
また、長年使ううちに紫外線の影響で劣化が進むこともあります。
最後に「強風に強い設置方法が重要」という注意点があります。
これはプラスチック製の物置が軽量であるため、強い風が吹くと転倒してしまう可能性があるということです。
物置を固定するための金具を確実に取り付けたり、重りを置くなどして、倒れにくい設置方法を選ぶことが大切です。
軽さと場所を取らないというメリットがある一方で、強度面での課題もありますので、用途に応じて適切な物置を選ぶことが重要になります。
木製物置
スチール製やプラスチック製と比較すると数は多くありませんが木製の物置も人気があります。
出典:リーベ
木製の物置のメリットはまず「高級感がある、見栄えがよい」という事でしょう。
木の素材感が高品質で上質な印象を与えるということです。
実用的なだけでなく、木目が美しく、自然な雰囲気を演出できるため、庭やお家の外観にも馴染みやすいのが特徴です。
見た目の良さから、ガーデニング用品の収納などにもよく使われています。
ただ、木製なだけに「メンテナンスが必要」というデメリットもあります。
スチール製やプラスチック製はほぼノーメンテでいけます。
しかし木材は他の素材に比べると手入れが大変です。
定期的に木部の清掃や塗装の補修が必要になります。
特に雨風にさらされる屋外の物置の場合は、劣化が進みやすいので、こまめなメンテナンスが不可欠です。
美しさを長く保つためには、オーナー自らが手入れする習慣が重要になります。
また、「雨風にさらされると劣化しやすい」というデメリットにも注意が必要です。
木材は水分を吸収して膨張したり、乾燥して収縮したりと、天候の変化に敏感に反応します。
そのため、雨や強い日差しが当たるような環境では、早期に劣化が進んでしまう可能性があります。
十分な防水性や耐候性を備えた設計が必要とされます。
最後に「防腐処理が必要」という注意点があります。
これは木材を腐敗や虫食いから守るために、薬剤による処理が欠かせないということです。
特に地面に接する部分は、湿気の影響を受けやすいので、しっかりとした防腐処理が重要です。
そうしないと、思わぬタイミングで倒壊や破損の危険性が高まってしまいます。
最近は安価な輸入ものの木製の物置もありますが、創りがあまり良くないものも正直多いです。
大雨や台風をしっかり考慮して耐久性を考えて選びましょう。
木製の物置は用途や設置場所を考えて、適切なケアができる環境かどうかを検討することが大切になります。
コンテナ型の物置
コンテナガタの物置のメリットは「移動が容易」という事があります。
出典:イナバ物置
コンテナ型の物置は独立した箱型の構造になっているため、簡単に場所を移動できるということです。
ホイールが付いているものも多く、重たい荷物を入れていても1人で簡単に移動できるのが特徴です。
用途に応じて場所を変更したり、季節ごとに収納場所を変えるのにも便利です。
「組立が簡単」というメリットもあります。
コンテナ型の物置は部品を組み立てる必要がほとんどありません。
箱型の本体と扉、棚などの付属品をセットするだけで完成するため、難しい組立作業は不要です。
工具も最小限で済むので、DIYが苦手な方でも簡単に設置できます。
一方で「見た目が地味」というデメリットがあります。
コンテナ型の物置は機能性を重視した シンプルな箱型のデザインが多く、華やかさや装飾性に欠ける傾向にあります。
お庭の雰囲気に馴染みにくかったり、見た目が質素に見えてしまうのがマイナス面です。
最後に「耐荷重への配慮が必要」という注意点があります。
これは物置の丈夫さに関わる部分です。
コンテナ型は軽量で移動しやすいというメリットがある一方で、収納する物の重さによっては変形や破損のリスクがあります。
特に重い物を入れる場合は、耐荷重の確認が重要になります。
以上のようにコンテナ型物置は移動性と組立の簡便さが魅力ですが、デザイン面での課題や収納する物の重さにも注意が必要です。
用途と設置環境に合わせて、適切な製品を選ぶことが大切になります。
まとめ
最近ではホームセンターでも各種物置を販売していますが、特にスチール製の物置の設置に関しては外構のプロから見ると眉唾なものも多いです。
長く使う物置だからこそ、外構のプロに相談・設置する事が大切になります。
近年、異常天候や地震、台風が多いので物置はしっかりと選択する事をおすすめします。
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