外構をDIYでするのとプロに任せる違いは何?

2024年12月09日 | 外構お役立ち情報

外構の一部をDIYで行うことは可能ですが、規模や難易度によってはプロに依頼した方が賢明な選択となる場合があります。

DIYで可能な比較的簡単な外構作業例:

  • 植栽
  • 低木や花壇の植え付け
  • デッキ・パーゴラ
  • 木材を使った小規模な施工
  • 舗装
  • レンガやタイルの敷き詰め
  • 物置の組み立て
  • 既存フェンスの塗装

一方、以下のような作業はプロに任せた方が安全で品質も高くなります。

  • 門柱・門扉の設置
    強度計算と専門的な施工が必要
  • 擁壁工事
    構造計算と確かな施工技術が欠かせません
  • 排水設備工事
    勾配計算と配管の専門知識が必要
  • カーポートの製作
    耐風圧力の計算と建築許可がある場合があります

今回はDIYでも可能な外構作業をDIYでする際のコツとプロに頼んだ際の違いについてまとめました。

DIYを考えている方は参考にして下さい。

 

植栽をDIYで行うのとプロに頼む違い

植栽は比較的容でDIYでも可能な外構作業です。

しかしながら良い仕上げにするには、事前の計画と適切な手順を踏むことが大切になります。

まずは植える場所の日当たりを確認し、植物の種類を選びましょう。

日向好き、日陰好きに分けて考えると分かりやすいです。

仕上がりを想像しながら植物を選ぶのは楽しい時間になりますね。

次に土壌を整備します。

植物の根が伸びやすいよう、土を掘り起こして有機質の土や肥料を混ぜると良いでしょう。

特に花壇の場合は土の入れ替えをおすすめします。

植え付ける際は、植物の大きさを考えて適切な間隔を空けることが重要です。

密集すぎると育ちが悪くなります。

根が露出しないよう、しっかり土で覆うのを忘れずに。

植え終わったら、十分な水やりを心がけましょう。

根付くまでは土が乾かないよう注意が必要です。

球根の場合は冬越しできるよう、秋から防寒対策も大切になります。

DIYの事例としては、庭木の植え替えや花壇の模様替えなどが挙げられます。

花の時期に合わせて季節の花を植えるのも楽しいですね。

経験を重ねることで、自分好みの外構植栽を作り上げられるはずです。

DIYでも楽しめる植栽ですがプロに外構の植栽を依頼すると、以下のようなメリットがあります。

まず、設計段階から植栽のプランニングが専門的に行われます。

敷地の環境条件、植物の相性、成長後のボリューム感など、長期的な視点でデザインされるので、植え替えのタイミングが遅れることなく、常に美しい景観が保たれます。

次に、植栽作業の品質が高くなります。

プロなら、植物の移植の際の根の扱い方や植え付けの深さなど、適切な技術を心得ています。

また、肥料の種類や量、土壌改良の方法も経験則に基づいているため、植物の活着率と健全な育成につながります。

さらに、プロならば植物の手入れ方法についてもアドバイスしてくれます。

剪定のタイミングや方法、冬期の防寒対策、病害虫への備えなど、的確な知識を提供してくれるでしょう。

このように、プロに依頼すれば、デザイン性、施工品質、メンテナンス面で、DlYを上回る高い水準の植栽が実現できます。

ただし、その分コストは高くなりますのでDIYと予算と要望を勘案して判断することが大切です。

 

木材を使った小規模な施工をDIYでするのとプロに頼む違い

素人にはいきなり難しいですがまずは設計図を起こすことが重要です。

デッキなら広さや階段の有無、パーゴラなら高さや柱の本数を決めましょう。

目的や予算に合わせて適切なサイズを設定しましょう。

少し形が複雑な場所への設置は強度やバランスの計算も仕上がりにとって重要な要素になります。

次に材料を準備します。

木材は防腐・防蟻処理されたものを選びましょう。

デッキ面には人工木デッキも人気があります。

ネジやビスなどの金物類も忘れずに。

忘れがちですが基礎工事も欠かせません。

デッキなら己却付きの棚太や布基礎を、パーゴラなら布基礎かコンクリート基礎を設置します。

しっかりと地盤を掘り下げ、水はけ対策も重要です。

施工は下地組みから始めます。

デッキ板の場合は隙間を開けるのがポイントです。

パーゴラは柱穴を掘り、垂直に建て込みます。

ビス止めは手締めしすぎに注意しましょう。

DIY事例としては、ウッドデッキにテーブルセットを置いたBBQスペースや、パーゴラにつるバラを絡ませたガーデンルームなどがあげられます。

安全面に気を付けつつ、愛情を込めて作ることで、居心地の良い空間が生み出せるはずです。

DIYでは心配という事でプロに木製デッキやパーゴラの施工を依頼すると、以下のようなメリットがあります。

まず、設計段階から構造計算を含めた専門的な設計がなされます。

耐荷重や耐風圧力、根入れ深さなどを計算し、規模や形状を決定します。

自然条件や利用目的を考慮した上で、安全性と機能性を兼ね備えた最適な設計となります。

次に、熟練の職人による高度な施工技術が期待できます。

基礎工事の精度が高く、柱の通直性や水平度など、プロの技が生かされます。

また、木材の加工や継手、ボルト接合部の緻密な施工により、強度と耐久性に優れた仕上がりとなります。

さらに、職人ならではの創意工夫により、使い勝手の良いデザインが実現できます。

例えば、デッキとパーゴラを一体化させたリビングデッキや、照明やカーテンレールを組み込んだ高級感あるパーゴラなどです。

ただし、プロへの依頼は特に労務費がかさみます。

そのためDIYと比較するとかなりコストは高くなります。

しかし、安全面、機能面、デザイン面で専門家の手腕が発揮されるため、価値に見合ったものとなる可能性が高いです。

 

物置をDIYで組み立てる際とプロに頼む違い

物置はすでに出来上がっているものを設置するだけなのでDIYでも可能なものです。

物置のDIYはまず立地場所を決めることが重要です。

雨が直接かからず、水はけの良い場所を選びましょう。

隣家への配慮も忘れずに。

基礎部分は防湿と水平確保のため、レンガ積みやコンクリート基礎を設けると安心です。

次に物置の種類と規模を決めます。

樹脂製や木製、プレハブ式など種類は様々です。

用途に合わせて適切なサイズを選びましょう。

大きすぎると後々面倒になる可能性があります。

組立て時は、あたりまえかもしれませんがメーカーの説明書をよく読み、部品の確認と下準備を怠らないことが大切です。

複数人での作業がスムーズです。

柱の立ち上げや屋根の取り付けは特に力仕事になるため気をつけましょう。

ビスやナットの締め付け具合にも気をつける必要があります。

完成後は防水対策と換気対策を忘れずに。

不要な隙間をコーキングで塞ぎ、換気窓を設けて結露対策をしましょう。

扉の開閉がスムーズかどうかも確認が必要です。

庭木の世話道具や肥料、ガーデニンググッズなどを収納する物置は、ガーデニング好きにはかかせない存在です。

愛着を持って組み立てることで、よりお気に入りの空間になるでしょう。

DIYで可能そうな物置ですがプロに物置の施工を依頼すると、以下のようなメリットがあります。

まず、専門家による立地場所の適切なアドバイスが期待できます。

日当たり、水はけ、プライバシーなど、様々な環境条件を勘案した上で、ベストな設置場所を提案してくれます。

次に、物置本体の構造計算と設計がしっかりと行われます。

用途や積載荷重に合わせてサイズを決め、耐久性や安全性を損なうことなく、ニーズに合った物置を建てられます。

プロなら強度不足に陥ることはありません。

さらに、基礎工事から組立て、仕上げ作業に至るまで、すべてを高い技術力で施工してくれます。

特に重量物の取り扱いが伴う屋根工事などは、プロの腕に頼らざるを得ません。

ボルトの締め付け具合一つとっても、プロの経験値が物をいいます。

加えて、防水、防湿、換気など、メンテナンス性の高い仕上がりを実現してくれます。

結露対策のコーキング施工や換気窓の設置なども、的確な知識と技術があるからこそできる作業です。

構造計算、施工精度、メンテナンス性の高さを考えれば、プロに頼む価値は十分にあるでしょう。

 

既存フェンスの塗装をDIYでするのとプロに頼む違い

フェンス塗装はまずは下地処理が重要です。

フェンスの古い塗膜を全て除去し、サンディングで表面を整えます。

サビや汚れを取り除くことで、新しい塗料がしっかり密着できます。

次に塗料の選択です。

木製なら木部用、鉄製ならさび止め兼ねた合成樹脂塗料が適しています。

色は周りの環境と調和するものを選びましょう。

必要に応じて下塗り塗料も準備します。

塗装方法は、ローラーかはけ塗りがおすすめです。

1度にたくさん塗り過ぎず、何度か重ねがけすると隅々までムラなく仕上がります。

立て付け部分は丁寧に刷毛塗りをしましょう。

乾燥が遅い日は、十分に経たずに重ね塗りをしてしまい、べたつきの原因になるので注意が必要です。

通風と除湿に気をつけながら、指定された乾燥時間をしっかりと守りましょう。

事例としては、朽ちかけていた木製フェンスに白の塗料を塗り直した例などがあげられます。

適切な手入れをすれば、フェンスの寿命が延びるだけでなく、外構の印象が一新されますので効果的なリフォームと言えるでしょう。

プロに既存フェンスの塗装を依頼すると、以下のようなメリットがあります。

まず、下地処理の手間が大幅に省けます。

プロは熟練の技術を持ち、効率的に古い塗膜の除去やサンディングを行えます。

このステップをDIYで行うと、作業時間がかかり過ぎる可能性があります。

次に、適切な塗料の選定と、施工前の下地調整が確実に行われます。

木製か金属製か、サビの有無、劣化状況などを的確に見極め、最適な塗料と下地処理剤を使い分けてくれます。

さらに、ムラの無い美しい仕上がりが期待できます。

プロの職人は、ローラーや刷毛の使い分けなど、作業手順を熟知しています。

立て付け部分の隅々までしっかり塗装されるので、均一な質感に仕上がります。

加えて、乾燥時間の管理など、高い施工管理能力があります。

温湿度条件に応じた適正な工程管理で、塗膜の密着性やべたつきを防ぎ、品質を高められます。

ただし、プロへの依頼は人件費が控えるため、DIYよりコストは高くなります。

しかし、確かな技術力とフェンスの状態に応じた施工で、長期に渡る美しさと耐久性が保証されるでしょう。

 

まとめ

DIYと言っても個々で経験やスキルの差が異なるため一概に考える事は無理があるかもしれません。

しかし、今はかなり専門的な事もインターネットで探せば十分な情報を得る事ができます。

どうしても予算が無い場合はチャレンジする価値は十分あります。

ぜひ、楽しみなからDIYも視野に入れて下さい。

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