マイホームは一生に一度の大きな買い物になります。
そのために可能な限り妥協せずに理想の家を建てたいと思うでしょう。
でも、分からない事ばかりだし、建築会社や設計事務所に任せっきりも少し心配。
そんなマイホーム初心者マークのあなたのために間違いだらけのあんな事、こんな事を詳しく解説していきます。
今回は「知らなきゃ損するアプローチの基本のキホン」についてお伝えします。
アプローチって何?
門から玄関にかけての通路エリアを指します。
道路からも見える部分となるので、家族はもちろん他人にも目に付く家の顔となる場所です。
<出典:LIXIL>
実際に「門をくぐるとすぐに玄関がある家」と「玄関までの道のりがある家」だと印象が大きく変わります。
訪問客も必ず通る場所ですし、家に出入りする度に目に入る、第一印象を決める重要な場所となります。
せっかくのマイホームが「おしゃれな家」といった良いイメージをもってもらうには、外構のもつ意味は大きいです。
タイルや乱形石、砂利など使う物や、アプローチの形などによってイメージやデザインが変わります。
それだけに、マイホームと同じくらいに比較・検討する事をおすすめします。
グルリテリアでは豊富な施工例があるので、少しでも迷ったら是非、お気軽にご相談下さい。
見た目だけではない!アプローチの機能
アプローチは「おしゃれな家の外観」だけのものではありません。
アプローチに求められる機能として「水はけ」があります。
門から玄関までの水はけをしっかりする事で転倒を防いだり、玄関先が汚れてしまう事も防げます。
また、そのために「雨に濡れないような工夫」もアプローチに求められる機能です。
例えば、玄関から駐車場へのアプローチを工夫する事で濡れずにクルマに乗る事も可能になります。
<出典:LIXIL>
他にも防犯の機能もアプローチに求められる大切な要素です。
照明を工夫したり、素材を工夫する事で簡単に他人に侵入されないようにする事もできます。
他にも、アプローチを工夫する事で玄関や家の中を覗きにくくする事が可能です。
また、バリアフリーに対応する事もアプローチに求められている機能です。
スロープの角度や手すりを工夫する事で高齢者や足の悪い人にも対応できるようにできます。
<出典:三協アルミ>
玄関アプローチはどんな素材がある?
玄関アプローチに使われる素材には、様々なものがあります。
それぞれの特徴について理解した上で、ご自宅の雰囲気に合ったものやお好みの素材を選びましょう。
グルリテリアでは豊富な施工実績からあなたのイメージをしっかり現実のものにします。
・タイル
土を原料とした素材で、形状は正方形や長方形のものが一般的です。
<出典:LIXIL>
ベージュやグレーが主流ですが、色みは千差万別で質感も考えるとかなりの種類があります。滑りやすいタイルもあるので、玄関アプローチに使用する際は、雨天時の安全面を考えて滑りにくいものを選ぶといいでしょう。
・レンガ
レンガは洋風の外構によく合います。
<出典:LIXIL>
茶色系のものが主流で、時間の経過とともに味わいが出てくるのも人気のポイントです。
緑との相性もよく、草木とともに用いることで味のある雰囲気を醸し出せます。
・石材
御影石や石英岩といった石がよく使われます。
<出典:LIXIL>
天然の素材なので、正方形や長方形に近いものもあれば、乱形のものもあり、非幾何学的な美しさがあります。
欧米でよく見かける大理石にあこがれる方もいるかもしれませんが、水に弱いので玄関アプローチなどの屋外にはあまり向きません。
・インターロッキング
コンクリートでできた舗装材で、公園や遊歩道などで良く使われている素材です。
<出典:LIXIL>
カラーバリエーションが豊富で、好みに合わせて組み合わせたりして個性を出せます。
すべりにくい素材なので、雨が降っても安心です。
・枕木
線路に使われる枕木は玄関アプローチにも使われます。
<出典:LIXIL>
趣が出てくる素材で、レンガや砂利と一緒に使われるケースが増えています。
比較的安価で、植物との相性も良く、DIYでの人気も高くなっています。
・洗い出し
樹脂やコンクリートが固まる前に、水で洗い流すことで砂利を露出させたものです。
<出典:LIXIL>
砂利が表面に出ることで滑りにくくなります。
砂利によって仕上がりのイメージが変わりやすく、洗い出しには技術も求められます。
・土間コンクリート
コンクリートをじかに固めてしまう方法もあります。
<出典:LIXIL>
原価も安く、工事の難易度も高くないので安価に抑えることができます。
石種や表面の質感や仕上げによって、すべりやすくなってしまうので注意が必要です。
(引用:https://www.rurban-t.com/)
押さえておきたい玄関アプローチの工法
・インターロッキング工法
地面を転圧(締め固める)したのち、ブロックとブロックの間に細かい砂をかませながらブロックを互い違いに並べていく施工方法です。
ブロックの色の種類が豊富なため、家や玄関の雰囲気に合わせて色を選ぶことができ、よりオシャレに演出することが可能です。
・飛び石工法
人が歩く所に、丸や四角の石を敷く施工方法です。
<出典:LIXIL>
敷石の周りにきれいな化粧砂利を敷き詰めたり、芝生や玉竜など植栽を植えたりします。
敷石の枚数や素材、敷石回りに選ぶものによってお値段が変わります。
砂とブロックだけで施工できます。
・タイル工法
アプローチによく使われるのがタイルを用いた工事です。
<出典:LIXIL>
タイルの種類も豊富で色見本やサンプルを見ながら、好みのものを選ぶことができます。アプローチの主流とも言えるほど人気があります。
しかし、雨にぬれると滑りやすかったり、年月が経つとはがれてしまったりすることもあります。
・レンガ敷き工法
ガーデニングがお好きな方や、ロッジ風の木材をふんだんに使った家にお住まいの方は、レンガ敷きアプローチも心惹かれるのではないでしょうか?
<出典:LIXIL>
趣きがあってステキですが、ガタつきや一部陥没することもあり、そこに水がたまることもあります。
・洗い出し工法
洗い出しとは、コンクリートが固まりきる前に表面を水で洗い流し、セメントに混ざっている砂利を露出させて、ざらついた仕上がりに見せる施工です。
表面がざらついているので滑り止め効果があり、アプローチに適した工法です。綺麗に仕上げるためには職人の技術が必要です。
・乱形石貼り工法
乱切りした石をバランス良く並べ、石と石の間にセメントを詰めていく施工方法です。
<出典:LIXIL>
不揃いな石は規則正しく並ばない為、自然な感じをかもし出し、上品でおしゃれな仕上がりになります。
石の貼り方、目地のほどよい広さなど職人技が必要になる施工方法です。
まとめ
アプローチの素材や工法を見ても分かるように様々な組み合わせがあります。
それらを設計や材料、施工まで自社でまかなうのは難しいものです。
それぞれの専門家と柔軟に手を組み、お客様のイメージを形にするプロデュースの力が必要です。
多くの施工事例があり、お客様からの評価や口コミの良い業者に依頼する事が大切です。
アプローチは家の表情を決める大切なものなので信頼できる業者を選びたいですね。
GURULI TERIOR(グルリテリア)ではお家の周りを囲むすべての理想や夢を私たちがお客様と共にかなえます。
形ある「モノ」をお届けするだけでなく職人やデザイナーの「ヒト」のひと手間を添えることでお家のまわりだけでなく
お客様の暮らしまでも「ぐるり」と豊かにしたいそれがグルリテリアのお届けするエクステリアです。
ぜひ、お気軽にご質問や見積もりなどお声かけ下さい。