はじめてマイホームを建てる人にとって外構業者さんや建築会社と何を確認していいかハードルが高いです。
マイホームに対して理想が高ければ高いほど確認事項は増えます。
しかし、絶対に確認をしなくてはいけない鉄板の事項があります。
今回は特にマイホーム建築初心者のための打ち合わせ時の確認事項をまとめました。
目的とライフスタイルの確認
外構のデザインや機能を決定する際には、まず家族のライフスタイルに合わせることが重要です。
例えば、庭でバーベキューを楽しむことが多い家族であれば、広々としたテラスやバーベキューグリルを設置するスペースを確保することが理想的です。
一方、子供たちがのびのびと遊べる場所が欲しい場合は、安全で遊びやすい遊具や芝生のエリアを設けることが必要です。
また、ペットを飼っている家庭では、ペットが自由に走り回れるスペースや、トイレとして利用できるエリアの確保も考慮しなければなりません。
これらの要素を明確にすることで、家族全員が満足できる外構を実現することができます。
外構は単なる見た目だけでなく、日常生活をより快適に、そして楽しめる空間にするための重要な要素です。
したがって、家族のライフスタイルや将来的なニーズをしっかりと確認し、それに基づいて計画を立てることが大事です。
家族全員がどのように外構を利用したいのか、具体的な希望や要望を話し合い、それを専門家に伝えることで、理想的な外構を実現できます。
予算の設定
外構工事を計画する際には、まず予算の設定が何よりも重要です。
外構工事には庭の整備やフェンスの設置、駐車場の舗装など、さまざまな要素が含まれ、それぞれに費用がかかります。
したがって、全体の予算を事前に設定し、その範囲内でどのような工事が可能かを明確にすることが必要です。
この段階で、専門家と相談することが大切です。
専門家は経験と知識を持っており、予算内で最大限に効果的なプランを提案してくれます。予算オーバーを防ぐためにも、具体的なコストを見積もり、優先順位をつけることが求められます。
例えば、まずは必須の設備や機能を確保し、予算に余裕があればデザイン性を高める追加工事を検討するという方法があります。
また、予算を設定する際には、予期せぬ追加費用やメンテナンス費用も考慮しておくと安心です。
これにより、予算内で無理なく外構工事を進めることができます。
最終的に、予算とニーズをバランスよく調整することで、納得のいく外構を実現することができるでしょう。
メンテナンスのし易さ
外構計画を進める際には、メンテナンスの手間や費用を十分に考慮することが重要です。
植栽や芝生、舗装材などは、美しい景観を保つために定期的な手入れが必要です。
例えば、芝生は定期的な芝刈りや水やり、雑草の除去が欠かせません。
また、植栽も季節ごとの剪定や病害虫の管理が求められます。
これらの作業は時間と労力を必要とし、場合によっては専門業者に依頼するための費用も発生します。
そのため、手間やコストを抑えたい場合は、メンテナンスが少ない素材やデザインを選ぶことが賢明です。
例えば、人工芝は天然芝に比べて手入れがほとんど不要で、見た目も美しく保てます。
また、耐久性の高い舗装材を使用することで、長期間にわたって美しい状態を維持することができます。
さらに、低メンテナンスの植物を選ぶことで、手間を大幅に削減することが可能です。
外構は一度完成したら終わりではなく、長期にわたってその美しさと機能を保つためのメンテナンスが続くことを念頭に置いて計画を立てることが、結果的に満足のいく外構を実現するためのポイントとなります。
季節や気候への考慮
外構計画を進める際には、住んでいる地域の気候や季節に応じた設計を心がけることが非常に重要です。
例えば、寒冷地に住んでいる場合、冬の厳しい寒さに耐えられる耐寒性のある植物を選ぶことが必要です。
これにより、冬の間でも庭の美しさを保つことができ、春になっても健康な植物が見られるでしょう。
また、雪が多い地域では、雪かきをしやすい動線の確保や、雪の重さに耐えられる構造のフェンスや屋根を設計することが重要です。
一方、雨の多い地域では、排水対策をしっかりと行うことが求められます。
雨水が庭に溜まらないように排水路を設けたり、透水性の高い舗装材を使用することで、水はけの良い庭を実現できます。
さらに、湿気が高い環境では、カビや苔の発生を防ぐための工夫も必要です。
例えば、風通しを良くするための植栽配置や、湿気に強い素材を選ぶことが考えられます。
これらの気候や季節に応じた対策を講じることで、外構の耐久性と美しさを長期間にわたって維持することができます。
地域の特性を理解し、それに適した設計を行うことで、快適で機能的な外構を実現することができます。
プライバシーとセキュリティ
外構計画において、プライバシーとセキュリティの確保は非常に重要な要素です。
まず、フェンスや生垣を活用することで、隣家や道路からの視線を遮り、プライベートな空間を作り出すことができます。
適切な高さのフェンスや、密度の高い生垣を設置することで、外部からの視線を効果的にブロックできます。
また、フェンスや生垣のデザインにも工夫を凝らし、家全体の美観を損なわないようにすることが大切です。
さらに、防犯対策として、外構に照明を取り入れることも有効です。
特に、夜間の安全を確保するためには、家の周囲や通路、玄関前などにセンサーライトを設置し、不審者の侵入を防ぐ効果を持たせることができます。
また、防犯カメラを設置することで、常に監視の目を光らせることができ、犯罪抑止効果を高めることができます。
加えて、外構の設計段階で隠れ場所となりうる茂みや物陰を減らすことで、防犯性を向上させることが可能です。
これらの対策を講じることで、家族が安心して過ごせる環境を提供することができます。
プライバシーとセキュリティのバランスを取りながら、快適で安全な外構を実現することが不可欠です。
導線の確認
外構計画を進める際には、家の出入り口から駐車場や庭、物置などへの動線をスムーズにすることが非常に重要です。
この動線の確保は、日常の生活を快適にするための基本的な要素です。
まず、歩行者用の通路は、安全で歩きやすい設計が求められます。
例えば、玄関から庭や物置への通路には段差を極力なくし、滑りにくい舗装材を使用することで、家族全員が安心して利用できるようにします。
また、夜間の移動を考慮して、足元を照らす照明を設置することも重要です。
次に、車の出入りがしやすい配置を考えることも大切です。
駐車場から家の出入り口までの距離が近く、荷物の運搬が楽になるように設計すると良いでしょう。
さらに、車の出入り口が道路に面している場合は、視界を確保しやすい位置に配置し、安全に出入りできるようにすることが必要です。
駐車場の動線と歩行者用の通路が交差しないように工夫することで、事故のリスクを低減することができます。
これらの要素を考慮して、動線を計画することで、日常生活の利便性が大幅に向上します。
動線の確保は、外構全体の使い勝手を左右する重要なポイントであり、家族全員が快適に過ごせる空間を実現するための鍵となります。
まとめ
ここまで読むとすべて「あたりまえ」と感じたかもしれません。
しかし、業者さんや専門家と打ち合わせする時には舞い上がりこんな基本的な事の確認も忘れてしまう事もあります。
また、業者や専門家が常にあなたのニーズをすべて把握して打ち合わせをリードしてくれるとは限りません。
ぜひ、今回の基本事項をきちんと押さえた打ち合わせをしましょう。
グルリテリアでは豊富な施工実績があるのでお気軽にお問い合わせください。
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